お家バーベキューの騒ぎ声や、バイクや車の空ぶかし音のような「一時的な騒音」は原因がハッキリしていて管理人さんや警察への通報もしやすいですが、ごく一部でしか聞こえないような「かすかな音」だと原因を突き止めるのも大変です。
今回はそんな「音の発生原因」を突き止めるまで苦労したみなさんのお話を集めてきました。
微かに聞こえる不定期な金属音
Aさん(関東在住、30代、主婦)はマンションの廊下から響いてくる「キンキンキンキン……」という金属が鳴っているような音に気がつきました。そう大きな音というわけではなく、テレビをつけていたり電話で話したりしているときは気にならない程度の小さな音です。
音が鳴る時間も回数も不定期で、続けて何度も鳴る日もあれば、全く聞こえない日もあり気になっていたところ、マンション1階のロビーにも「音の発生原因についてお心当たりのある方は情報をお寄せください」という貼り紙がされ、他にも気になっている人がいるんだな…と思っていたそうです。
しばらく経って、Aさんはひょんなことから音の原因に気がつきました。
それは自宅マンションから発生していた音ではなく、斜め向かいの別のマンションの立体駐車場の動作音の反響でした。
「幼稚園に通う娘が仲良くなったお友達の住んでいて、一緒にそのマンションの敷地内公園で遊ばせてもらっていたら、ちょうど立体駐車場を操作する人がいて。聞き慣れた音だったのですぐわかりました。ママ友に聞いてみたら、しばらく前から異音がするようになったこと、もうすぐ修繕の予定と教えてもらえました。立駐の外壁に反射してウチの敷地内から聞こえている感じになっちゃったみたいです。原因がわかってスッキリしました!」
原因がわかっていればそこまで気にならないという音、あるかもしれませんね!
隣の部屋から聞こえてくるアラームだと思ったら
Bさん(関東在住、20代、社会人)はワンルームマンションに住む社会人です。Bさんが悩まされていたのは、早朝5時30分に10分間ほど大音量で鳴り響くアラームの音でした。
「正直安いワンルームですし、壁が薄いのも起きるのにアラームが必要なのもわかるので、大事にはしたくないですけど朝5時半で正直キツいし、せめて鳴ったらすぐ止めてほしい。それで隣の人に管理会社を通じてお願いしてもらったら、ウチじゃないです、そもそも5時30分に起きてないので。って言われてしまって。完全に隣だと思っていたので嘘つかれている?と疑ってすらいました」
結局管理会社が全戸に案内を出したところ、Bさんの1階下に住む住人のアラームだということがわかったそうです。「音の伝わり方で全く違うところから響いているように聞こえる」のは集合住宅の騒音問題のあるあるかもしれません。
夜だけ微かに聞こえる「ジ―――」という異音
Cさん(関西在住、50代、パート)が悩まされていた音は、夜になると聞こえてくる「ジ―――」という羽音のような微かな振動音でした。特に寝るタイミングで気になって眠れなくなることもありましたが、夫も子どもも「聞こえると言えば聞こえるけど、そこまで気にならない」と反応は薄かったのだそうです。
管理会社に相談しようにも、日中は全く音がしないため、実際に聞いてもらうこともできず諦めていたCさんですが、電気工事の仕事をしている友人に愚痴ったところ「古い照明使ってない?」とアドバイスをもらえました。
結局マンションの廊下に使われていた古い照明の安定器が音を出すようになったことがわかり、数年内に古いタイプの蛍光灯が購入できなくなることもあって取替は決まったものの、取替工事に半年待ちの状態だそうです。
「原因がわかったのが本当にありがたかったです。いろんな人に相談してみるものですね」
原因がわかったときのスッキリ感、よくわかります!