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働くママの約7割「気持ちが限界に近い」 自分時間は「1日1時間未満」働き方を見直す人も

まいどなニュース情報部 まいどなニュース情報部

昨今、女性の社会進出が進む一方で、育児と仕事を両立する女性の負担は依然として大きく、自分自身の「心の健康」が後回しになるケースが少なくないといいます。株式会社feileB(東京都豊島区)が展開するサプリメントブランド『レピールオーガニックス』が実施した「働く子育て女性のメンタルヘルス」に関する実態調査によると、約7割が「気持ちが限界に近い」と実感していることがわかりました。

調査は、子どもを持つ働く女性833人を対象として、2026年3月にインターネットで実施されました。

調査の結果、働きながら子育てを続ける中で、71.3%が「気持ちが限界に近いと感じることがある」と回答しました。

「現在感じている具体的な不調」としては、「疲れが抜けない」(69.1%)、「イライラしやすい」(58.2%)、「睡眠の不調」(44.3%)が上位に挙がり、身体の疲れが心の不調を加速させている様子がうかがえました。

また、「不調の要因」については、「子育て・家事の負担」(50.4%)、「子どもの将来・教育不安」(44.7%)、「自分の時間がないこと」(40.0%)など、日々のタスクに加え、将来への責任感が心理的重圧となっています。

続いて、「自分のために使える時間」について聞いたところ、「30分〜1時間程度」(40.9%)や「30分未満」(20.2%)に回答が集まり、6割以上が「1時間未満」という極めて限られた時間で自身のケアを担っていることが明らかになりました。

限られた自分の時間のなかで、自身の「メンタルケアができている」と答えた人は46.3%。一方、「できていない」とした人は53.8%と過半数を超え、その理由として「時間がない」(76.2%)のほか、「方法がわからない」(28.7%)という声も挙がり、適切なセルフケア情報の不足が課題であることがわかりました。

また、「本当は取り入れたいメンタルケア」としては、「運動」(52.1%)が最も多くなったものの、実際に行っているケアは「睡眠」(38.4%)、「サプリメント」(37.3%)、「食事」(36.7%)が上位に挙がり、限られた時間で手軽にコンディションを整えようとする工夫が見て取れます。

次に、「メンタル不調が仕事に影響することはありますか」と聞いたところ、71.1%が「ある」と回答し、個人の不調が職場での生産性やキャリア形成にも影を落としている現状が明らかになりました。

また、負担の大きさを理由に「働き方を変えたい・辞めたいと考えたことがある」とした人は81.4%にのぼり、具体的な検討内容は「転職」(58.8%)や「勤務時間の調整」(56.9%)などが上位となり、メンタル負担が深刻なキャリアリスクとなっていることがうかがえます。

最後に、「現在のメンタル状態」を自己評価してもらったところ、「60点以下」(49.7%)が約半数を占め、多くの働くママが合格点とは言い難い“余裕のない状態”で日々を乗り切っている実態が示されました。回答者からのコメントは以下の通りです。

▽仕事が捗っていても夕方には切り上げて、お迎えや夕食作りに追われるのが苦痛
▽「怒りすぎない」「怒鳴りたくない」と毎朝思うのに、時間に追われるとつい口が出てしまう
▽子どもの体調不良で仕事を休む時の申し訳なさ。「おかえり」と家で迎えてあげられない寂しさ。こうした罪悪感を抱えずに働きたい

   ◇  ◇

このような調査結果を踏まえて同社は、「働くママが抱えるメンタル不調は、単なる個人の性格や意識の問題ではなく、現代のライフスタイルが生み出している”構造的なタスク過多”に起因している」と指摘。

その上で「こうした、自分一人の力だけではコントロールしきれない環境下において、心のゆとりを保つためには、周囲のサポートや便利なツールを賢く活用し、物理的な負担を軽減する選択が、家族全体の安心感を育む一歩になると言えるのではないか」と述べています。

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