保育園の庭で遊んでいた時、うっかり柵の外へ飛び出してしまったお気に入りのボール。 それを救出しようと奮闘する保育士たちと、その様子を固唾をのんで見守る園児たちの姿がInstagramで大きな反響を呼んでいる。
話題となっているのは熊本県熊本市にあるコスモピア保育園での一コマ。園児たちの大事なボールが柵の外に飛び出し、その手が届かなくなったボールを救出するため奮闘する保育士さん達の姿と、心配そうに見守る園児たちの姿が動画に映しだされている。
この事件発端から解決までをおさめた動画は2本に分けて投稿され、合計1000万回再生以上を記録。この“ボール救出作戦”の裏側と、現場の様子について、園長の寺原智子(てらはら・ともこ)さんに話を聞いた。
――ボールが柵の外に出てしまったとき、どのような状況だったのでしょうか。
寺原:保育士と1歳児の園児がキャッチボールをしていたのですが、ボールが高く上がりすぎてしまい、柵を超えて外に落ちてしまいました。1歳児の子は最初、どうしよう…と不安そうな表情で見ていましたが、すぐに「先生に取ってもらおう!」と思いついたようで、保育士に知らせに来てくれました。
――子どもたちは、救出の様子をどのように見ていましたか。
寺原:保育士が救出作戦を練ってボールのところへ行くと、周りの子たちも異変に気づき、「がんばれー!」と全力で応援してくれました。
――ボールはどうやって救出しましたか?
寺原:数名の保育士で、どうすれば狭い隙間からボールを救い出せるか案を出し合いました。ちょうど良いサイズの棒が見当たらず悩んでいたところ、遊びで使っている虫取り網を思い出したんです。2本の虫取り網をつなげて養生テープで固定し、ネットの部分を生かして救い取るという方法で、無事にキャッチすることができました。
――救出に成功した瞬間の盛り上がりはすごかったのでは。
寺原: 子どもたちよりも先に保育士が「やったー!」と歓声をあげてしまい、それを見た子どもたちも状況を理解して、手を叩きながら「おお!!」と大喜びでボールを受け取っていました
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投稿には「先生たちの知恵がすごい」「その方法は思いつかなかった」「先生たちも楽しそうで、つられて笑ってしまう」「子ども達の待っている後ろ姿がたまらなく可愛い」といったコメントが寄せられた。抜群のチームワークで、ボールは再び子ども達の手に戻った。
コスモピア保育園 インスタグラム
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