tl_bnr_land

同じ歯ブラシを「2カ月以上」使用する人は約4割 交換基準は感覚的な判断になりがちな人多く

まいどなニュース情報部 まいどなニュース情報部

毎日欠かさず使う「歯ブラシ」。みなさんは、どのくらいで交換していますか。医療法人きずな きずな歯科クリニック(神戸市北区)が実施した調査によると、約4割が、同じ歯ブラシを「2カ月以上」使用し続けていることがわかりました。では、どのような基準で交換しているのでしょうか。

調査は、主に「手用歯ブラシ」を使用する全国の20~69歳の男女716人を対象として、2026年2月にインターネットで実施されました。

まず、「歯ブラシの適切な交換時期の認知度」について調べたところ、衛生面や清掃効率を保つ観点から歯科医師や歯科衛生士が推奨する「1カ月程度」と回答した人が58.2%と半数を超えた一方、「2~3カ月程度」(13.1%)や「半年程度以上」(3.6%)など、目安を「2カ月以上」と認識している人は16.7%にとどまりました。

歯ブラシの適切な交換時期を正しく認識している人が半数を超えたのに対して、「実際の交換サイクル」は、「1カ月に1回程度」(39.7%)が最多となったものの、「2~3カ月に1回程度」(32.7%)や「半年に1回程度以下」(10.9%)など、約4割が同じ歯ブラシを2カ月以上使用し続けており、知識として持っている推奨目安よりも、実際の交換サイクルが長引く傾向が見られました。

そこで、「歯ブラシを交換するきっかけ」を尋ねたところ、「毛先が開いたなど見た目の変化」(57.1%)が過半数を占める一方で、「自分の決めた周期や日付がきた」(21.3%)は約2割にとどまりました。

同クリニックは、「一般的に歯ブラシは、見た目に変化がなくても1カ月程度の使用で清掃力が低下し、雑菌も繁殖しやすくなる。期間による明確な基準ではなく、見た目の変化といった感覚的な判断に頼ることが、結果として交換のタイミングを遅らせる大きな要因になっているのでは」と指摘しています。

感覚的な判断になりがちな歯ブラシの交換ですが、歯科医院に通う習慣はこうした意識にどう影響するのでしょうか。

歯ブラシの交換基準を過去1年間における定期検診の受診有無別に見ると、「自分の決めた周期や日付がきた」と回答した割合は、定期検診を受けた層(27.5%)は、定期検診を受けていない層(13.1%)の2倍以上となりました。

また、「毛先が開いたなど見た目の変化」と回答した割合では、定期検診を受けていない層で67.5%に達したのに対し、定期検診を受けた層では50.4%と低くなっており、定期検診を受けている層は、感覚的な変化よりも期間という明確な基準を重視する人が多く、定期検診が正しいセルフケアの意識を育む上で、一定の効果をもたらしていることがうかがえました。

さらに、定期検診と歯ブラシ交換頻度の関係を見ると、「1カ月に1回程度」と回答した割合は、定期検診を受けた層で47.1%に達し、受けていない層(30.2%)の約1.6倍となりました。

一方で、「2~3カ月に1回程度」と「半年に1回程度以下」を合わせた「2カ月以上」の割合に注目すると、未受診者では55.3%と半数を超えたのに対し、受診者では34.4%にとどまっており、歯科医院に通う習慣はセルフケアに対する意識だけでなく、実際の交換サイクルといった行動面にも良い影響を与えていることが示唆されました。

まいどなの求人情報

求人情報一覧へ

おすすめニュース

気になるキーワード

新着ニュース