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「こんなのが好きなの?」 私のお気に入りを理解されずにモヤモヤ 他人の「好き」「推し」を否定する心理とは?【漫画】

海川 まこと 海川 まこと

自分の好きなものを、笑われたり否定されたりして悲しい思いをした経験は、誰しも一度はあるでしょう。自分の「推し」や大切にしている価値観を否定されると、まるで自分自身を否定されたような気持ちになり、心のシャッターを閉ざしたくなってしまいます。

SNSで大きな反響を呼んでいるB.B軍曹さんのエピソード『なぜか人が離れていく人の特徴』は、そんな「否定してくる人」の心理を解き明かし、自分の心を守るための処方箋を提示してくれています。

それは作者が学生時代に大好きだったバンドの話をした時でした。作者はそのバンドの魅力を伝えようとするも、「こんなのが好きなの? 全然良さが分からないわ」と否定されてしまうのでした。作者はその言葉のナイフに傷つきながらも、ただ空気を読んでやり過ごします。

それから数年後、結婚前の夫と交際していた時に、再び好きなバンドの話題になります。彼は「詳しくは知らないけれど気になる!どの曲が好きなの?」と、作者の「好き」という気持ちに寄り添い、興味を持ってくれました。自分の大切なものを否定されなかったことに感動する作者に、彼は「他人の好きなものを否定する人は、自分と他人の線引きが曖昧」と語ります。

彼いわく、そうした人は自分の頭の中にある世界に、理解できないものが入り込むことを「侵略」だと感じてしまうそうです。「自分がわからないもの=自分が間違っている」と言われているような不安に陥り、否定することでしか自分を守れないのだと分析するのでした。この言葉を聞いた作者は、相手が自分を攻撃していたのではなく、ただ必死に自分の世界を守ろうとしていただけなのだと気づきます。

最後に作者が「もし好きなものを否定されたら、なんて返せばいい?」と彼に相談すると、「『そっか、あなたには良さがわからなくて残念。でも私はこれが好きなんだよね』って笑えばいいよ」と最高の答えをくれるのでした。

同作について、作者のB.B軍曹さんに詳しく話を聞きました。

否定されても、自分の好きを雑に扱わない

ー「自分の世界を侵略してくる敵に見える」という心理を知る前後で、過去に自分を否定してきた人たちへの「見え方」は変わりましたか?

かなり変わりました。それまでは、否定されるたびに「私の何がダメなんだろう」「変なのは私なのかな」って、相手の言葉をそのまま自分の価値に結びつけてしまっていたんです。でも髭の話を聞いてからは、「ああ、この人は私を傷つけたいというより、自分の中で処理しきれないものに焦っていただけなのかもしれないな」と思えるようになりました。

もちろん、言われて傷ついた事実が消えるわけではないのですが、「否定された=私に価値がない」ではないと分かったのは、すごく大きかったです。人の好きって、その人が何に救われてきたか、何に心を動かされてきたかの積み重ねでもあると思うんです。だからそこを雑に踏まれると痛い。でも逆に言えば、そこを大事にしてくれる人とはすごく深く繋がれるんだな、と今は思っています。

ー「そっか、あなたには分からなくて残念」という返しは、実際に使われたことはありますか?

このまま完全に使ったことは、実はあまりないです(笑)ただ、気持ちとしてはかなり近い返し方をするようになりました。昔の私は、否定されるとその場を丸く収めたくて、つい愛想笑いで流したり、自分の好きを引っ込めたりしがちでした。でも今は、相手に理解されることよりも、まず自分が自分の好きを雑に扱わないことのほうが大事だと思っています。

なので実際は、「そっか〜私はめちゃくちゃ好きなんだよね」くらいの、もう少し柔らかい言い方をすることが多いです。大事なのは「私はこれが好き」を、自分でちゃんと守ってあげることなんだと思います。好きなものって、その人の歴史でもあるので。そこを守れるようになると、人間関係も少しラクになる気がしています。

<B.B軍曹さん関連情報>
▽Instagram
https://www.instagram.com/b.bgunso/
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