猫との暮らしは、笑いと驚き、ときにはヒヤリとする瞬間の連続です。ペット保険『PS保険』を提供するペットメディカルサポート株式会社(東京都港区)が実施した「愛猫の困った行動」に関する調査によると、生活編では「家具や壁に爪を立てる」、いたずら編では「ひもや動くものに飛びつく」が最多となりました。では、不思議、謎編の1位はどんな行動だったのでしょうか。
調査は、猫を飼っている全国の20~69歳の男女345人を対象として、2026年1月にインターネットで実施されました。
調査の結果、「愛猫の困った行動」の生活編で最も多かった回答は、「家具や壁に爪を立てる」(35.9%)でした。次いで「早朝に起こす」(31.6%)、「猫砂をまき散らす」(31.0%)、「夜中に大運動会」(30.7%)が続き、本能的な習性や好奇心から生まれる行動がランクインする結果となりました。
同社は、「指示に従う傾向の強い犬と違い、猫は気まぐれでマイペース。その自由さが悩みの種になることもありますが、一方で“猫らしさ”として受け入れられている面もあり、そこがまた魅力と言えるでしょう」とコメントしています。
続いて、いたずら編を見ると、「ひもや動くものに飛びつく」(49.4%)が最多に。次いで「飼い主の足にじゃれつく」(35.1%)、「箱や袋を占領する」(30.4%)、「ドアや引き出しを開ける」(26.3%)といった回答が挙がりました。
また、不思議、謎編では、「何もない空間を凝視する」(43.4%)、「狭いところに入りたがる」(40.2%)、「高い所から見下ろす」(25.8%)、「突然走って急停止」(22.0%)、「匂いを嗅いでフレーメン顔(※)」(20.5%)といった行動が上位に挙がり、猫との暮らしは“予測不能な小劇場”であり、日常に驚きと笑いをもたらしていることがわかります。
(※)猫が匂いを嗅いだ後に口を半開きにして固まる顔は、「フレーメン反応」と呼ばれ、匂いをじっくり確かめていると考えられています。
さらに、食事編では、「食べ物の要求が激しい」(32.4%)、「早食いして吐く」(32.1%)のほか、「人間の食卓を狙う」(26.2%)、「ほかの猫のごはんを横取りする」(16.7%)といった行動も見られ、食べ物に対する気持ちの強さが、食事の場面でさまざまな形となって現れていることがうかがえます。
最後に、ヒヤッと編では、「高い所からジャンプする」(33.3%)、「家の中を激しく走る」(24.4%)、「脱走しようとする」(22.9%)が上位に挙がったほか、「コード類をかむ」(22.6%)や「何でも口に入れる」(17.3%)といった誤飲や感電のリスクを伴う行動も目立ちました。
同社は、「こうした“ヒヤッと行動”は、猫にとって習性や好奇心からであり、自然なものです。だからこそ、行動を無理に抑えるのではなく、家庭内の安全対策が重要です」とコメントしています。
◇ ◇
【出典】
▽ペット保険『PS保険調べ』