人間とロボットのかけっこ大会がSNS上で大きな注目を集めている。
「先日、理事長や学長やそれ以外の多くの大学の職員や学生のみなさんにロボットたちを披露する会をしたとき、突発的にロボットとのかけっこ大会が開かれたのだけど、あれはとても良かった」
とその模様を動画で紹介したのは追手門学院大学(大阪府茨木市)の理工学部情報工学科准教授、高橋英之さん(@hideman2009)。
人間と人型ロボット、犬型ロボットの3名が校舎内とおぼしき廊下を全力で駆ける姿はシュールながら、なんとも微笑ましいものがある。
このかけっこ大会の経緯について高橋さんにお話を聞いた。
ーーかけっこ大会が行われた背景は?
高橋:追手門学院大学に2025年4月から新設された理工学部で准教授をやっているのですが、ヒューマノイドロボットや犬型ロボットを購入したので、理事長や学長、教職員や学生さんたちに披露する会を企画しました。そしたら松井健副学長が突然かけっこ大会をしようと言い出し、突発的に開かれた次第です。全く計画していませんでした。
ーーこの光景をご覧になったご感想をあらためてお聞かせください
高橋:大学の上層部から学生までみんな笑顔でニコニコその場におり、新年から平和な光景だなぁとほっこりしました。ロボットには「人が集まる場所」をつくる力があるなと痛感しました。
ーーご投稿にも大きな反響が寄せられましたね。
高橋:あまりの反響にびっくりしましたが穏やかで肯定的なコメントが多く、このような遊び心がある光景にみなさん好意的な感想を持っていただけるのだと、嬉しく思いました。今後、色々な形でロボットが生活に溶け込んでくると思いますが、軍事などの活用ではなく、コミュニティづくりとか、人間同士の絆を深めるためにロボットを活用していく道を模索したいと思いました。
◇ ◇
SNSユーザー達から
「飼い犬と子供(孫?)とのかけっこしてるみたいに見えて微笑ましい 特に四足歩行のロボの落ち着きのなさが犬っぽいw」
「二足歩行のロボットの動きが、ギックリ腰中のじぶんと同じ動きwww」
「なんて可愛い…この子達が爆弾持って走らされたりしない未来が来るといいなと思います…」
など数々の驚きの声が寄せられた今回の投稿。
高橋さんが所属する追手門学院大学の理工学部は2025年に開設したばかりの新しい学部。情報工学科、数理データサイエンス、電気電子工学、機械工学の四つの分野について幅広く勉強や研究ができ、今回の動画のようにロボットが日常的に歩き回っているような和気藹々としたキャンパスだそうだ。「人に優しいテクノロジーをのびのび探求できる学部なので、是非是非今後ともどうぞご贔屓によろしくお願いします!」とのことなので、ご興味ある方はぜひチェックしていただきたい。
高橋英之さん関連情報
Xアカウント:https://x.com/hideman2009
著書『人に優しいロボットのデザイン 「なんもしない」の心の科学』(福村出版):https://www.amazon.co.jp/dp/4571210442/