tl_bnr_land

免許更新の講義中、泣きやまない赤ちゃん 「他の人に迷惑」「立ってあやして」 母に向けた教官の言葉は配慮に欠ける?仕方がない?【漫画】

海川 まこと 海川 まこと

自動車運転免許の更新は、期限内に必ず受けなければならない公的な手続きのひとつですが、乳児を育てる保護者が困ってしまうケースは少なくありません。なかじょんさんがX(旧Twitter)に投稿した漫画『私が免許センターの教官が嫌いな訳』では、そんな免許更新の場で赤ちゃんが泣き出してしまう瞬間を描いています。

物語の始まりは5年前、自動車の運転免許更新のために免許センターを訪れた作者は、講習中に女性が注意を受ける瞬間に立ち会います。女性は赤ちゃんを抱えながら講習を受けており、その最中に赤ちゃんが泣き始めたことで教官から「そこの人、赤ちゃん泣かせないで。他の人に迷惑だから」と言われるのでした。この言葉を聞いた筆者は、教官に怒りを覚えたのです。

それから5年後、作者は前回と同じく免許更新のために免許センターに来ました。そこには赤ちゃんを連れたお母さんの姿があり、ふと泣きださないか心配になった作者は、そのお母さんの近くの席に座ります。

その後、講義が始まりしばらくすると、赤ちゃんが泣き出してしまいました。お母さんが懸命に赤ちゃんをあやすのを手伝うように、作者も赤ちゃんを楽しませようとあやしますが、うまくいきません。

作者は泣き止まない赤ちゃんに困りつつも、教官の方を見ます。5年前の教官は男性でしたが、今回の教官は女性で物腰が柔らかい印象です。そのため、前回のように怒られることはないかと期待していた作者ですが、この期待に反し「立ってあやしてください。講義はしっかり聞いてください。後ろのあなたも」とお母さんだけでなく作者も注意を受けてしまうのでした。

読者からは「立ってあやしたとして泣き止むとも限らないんだが…」や「更新の時の講義はそりゃ大事だけど、これは配慮なさすぎるよ…」だけでなく「免許の更新って限られた1日じゃないし、休日でもないし、家族に頼めなくても近所の保育園の一時託児サービスとか使えないの?って思う」「路上で鉄の塊を走らせるための講習なのだから、厳しいのは当然」など、賛否の意見があがっています。そんな同作について、作者のなかじょんさんに話を聞きました。

免許センターに赤ちゃんを連れて行きたい親はいない

ーこのエピソードを描こうと思ったきっかけについて、教えてください。

きっかけは、実際にこの場面を目撃して胸がきゅうぅっとなってしまい、誰かに話を聞いて欲しかったからです。

ーコメント欄で賛否の意見が寄せられていますが、作者としてどのような思いを抱きましたか?

子育てしたことない外野からは反論はあるだろうなと思っていたので、想定の範囲内です。免許センターに赤ちゃんを連れて行きたい親はいないと思うんですね。この漫画では、あえて子連れのお母さんの背景を描きませんでした。読者の方には、親元離れた核家族なんだろうな…とか、一時保育にまだ預けれない月齢なんだろうな…と想像しながら読んでほしかったです。

ー赤ちゃんの泣き声がした際、会場全体の空気はどのようなものだったのでしょうか。

受講者は10人いない程度だったと思います。なのでピリついた空気ではありませんでした。たしかに、試験官も言葉を選んで注意していたように感じました。ですが教官と受講者であるため、労いの言葉をかけるわけにもいかなかったのだと思います。プライベートだったら、本当は優しい人なんだろうなとは思いました。

ーもし免許更新の講習に「こんなサービスや配慮があったら、もっと受けやすくなるかも」と感じることがあれば、子育て当事者の視点から教えてください。

「子持ち様」と呼ばれても仕方がないのですが、託児所が欲しいです。もし免許センターに託児所があったら、有料でも使いたい人は大勢いると思います。また、一時保育は生後6ヶ月以降から利用可能な場合が多い印象なので、産後6ヶ月までは、免許更新の期限を延ばせる仕組みがあってもよいのではないでしょうか。

<なかじょんさん関連情報>
▽X(旧Twitter)
https://x.com/john11050250

まいどなの求人情報

求人情報一覧へ

おすすめニュース

気になるキーワード

新着ニュース