子どもを幼稚園に入園させるためには事前準備が必要で、バタバタしてしまった親御さんも少なくないでしょう。家族との日常を漫画にしているAやんさんの『幼稚園入園になんとか漕ぎ着けた話』は題名の通り、Aやんさんが自身の娘を幼稚園に入園させるために奮闘する様子が描かれた一作。以前AやんさんのX(旧Twitter)にポストされると、多くの人の関心を集めて5000件もの「いいね」が寄せられています。
幼稚園に入園する2年前のある日、Aやんさんの夫である「Pやん」は、入園までに余裕があると高を括っていたAやんさんに、「都内の幼稚園って普通に落ちたりするらしい」「そろそろ何か情報収取をしといてもええんちゃうか」と言葉をかけました。急に不安になったAやんさんは幼稚園について調べて知識を一気に高め、さっそく近所で良さそうな幼稚園の説明会に行くことに。
当日、幼稚園に到着すると、他の親御さんたちが紺色のスーツを着ていることに気づくAやんさん。しかも父母で参加している家庭ばかりで、ラフな服装のうえに1人できたAやんさんは、一気に肩身が狭くなります。
説明会が終わると、逃げるように帰宅し、「幼児教育無償化やからってええとこの私立に目をつけた私が身のほど知らずでした」「完全にあってない」と夫に報告。そして、その後は情報収集に注力し、2022年の秋、説明会や見学で決めたひとつの幼稚園に願書を提出し…。
Aやんさんの様子に、読者からは「Aやんさんのリアクションがいちいち面白い」「参考になった」などの声が。そこで作者であるAやんさんに、同作を描いたきっかけについて話を聞きました。
―同作を描いたきっかけを教えてください。
幼稚園に入園するのは簡単だと思っていたのに、想像よりもいろいろと準備することが多く大変だったので描くことにしました。また、自分自身も親として人生初の体験で、驚くことも多かったので、それを読者の方々に読んでもらいたいと思い筆を取りました。
―作中でも書かれていますが、幼稚園の入園を振り返ると、やはり想像していたよりも大変なことは多かったでしょうか?
そもそも区立の幼稚園の選択肢もあったのですが、私の住んでいる地域では区立だと年中(満4歳)からのみなので、年少(満3歳)から入園できる私立を受験しました。そういった情報を収集するのが大変だったのと、トイトレを完了してオムツから脱却していないといけなかったので、トイトレを頑張りました。早生まれだと完全におむつを外れるのが難しかったりするので、面接の時にトイトレを頑張っていると相談すれば全然大丈夫な園も多いようです。
―娘さんの日常を描くようになったきっかけも、ぜひお聞かせください。
娘が生まれてから毎日娘とほぼ2人の生活をしていると面白いことが多かったので、漫画にすることにしました。また、私自身日記のように漫画を描くことがリラックスの時間になっていたりもします。
―読者にメッセージをお願いいたします。
いつもインスタやブログ、Xの漫画を読んでいただきありがとうございます!!もう漫画を載せ初めて8年目とかになりますが、今後とも頑張っていきますので宜しくお願いいたします〜!!
<Aやんさん関連情報>
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