メイク研究やダイエットを経て、見違える姿が話題に―。2025年、見た目にコンプレックスを抱える人たちが、努力して垢抜けた姿をSNSに投稿し、たくさんの人に勇気を与えてきました。一重まぶた、40キロの減量に成功した元高校球児、髪の強いくせ毛…。「自分磨きで人生が変わった人たち」を紹介します。
二重整形しようか本気で悩んだけど…
広島県在住のインスタグラム名・サボンさん(@sabon_246)は高校時代、友人に「一重は負け組」と言われ、二重整形しようか本気で悩んだこともありました。結局、整形はせず、一重まぶたを活かしたメイクを研究。SNSでは、まぶたに関する思いを綴り、幼少期から現在までの変貌ぶりを紹介した動画が注目を集めました。
サボンさん自身、自分の顔を「嫌い」と思ったことはなく、「一重=負け組」「二重=勝ち組」という考えが存在することにモヤモヤとした気持ちを抱いていたそう。そこで、高校卒業後にメイクの研究を始めました。
目指したのは、キリッとした猫のような目。風呂に入る前にいろんなアイラインを描いて試して、似合うものを探しました。ポイントは、涙袋と下まつげで、目の立体感を出すこと。「堀が深くなく癖のない顔なので、そこを上手く使うようにしています」。また、髪型は人を被らない重ためのぱっつんボブに。「コントラストが強くなる髪型とアイラインもビビッときました。見せ方次第で、可能性は無限大です」と語ります。
「一重まぶたは負け組」と言われた高校時代→整形なし&メイク研究で垢抜け「努力がすごい」「原石だったってこと」
98キロの名門野球部員が40キロ減量→爽やか〝イケメン〟に
兵庫県の名門・報徳学園高校で活躍し、立教大学の野球部に進んだ小松田卓宏さん(26)は、かつては丸坊主で、体重は98キロありました。引退後は7年ほどかけて57キロに。今はモデルとして爽やかな姿を見せており、まさに「ダイエットこそ一番の整形」を体現しました。
食事量をいきなり減らすのは難しかったため、食べる時間から調整。夜ご飯は午後6時までに済ませ、バランスも意識。1日5~10キロのランニングも行いました。 効果は最初の2週間後から顔に出て、フェイスラインがシャープになり、ぽったりとした二重もくっきりとラインが出るようになりました。
継続するために大切にしたのは2つ。1つ目は「今日だけ頑張る!」の精神。「今日は甘えて明日から頑張る!と考えるとズルズル行ってしまい、失敗した…と悲観的になってしまいます。今日だけ頑張れる人は明日も頑張れるので、結果的に継続に繋がると思います」と小松田さん。2つ目は「痩せることがゴールではない」と思うこと。痩せることを通過地点として考えることで、痩せてこんな服を着たいというポジティブに考えられたそう。
同一人物!?98キロの名門野球部員が40キロ減量→爽やか〝イケメン〟に 「ダイエットこそ一番の整形」を体現
「もじゃもじゃ」くせ毛でいじられていた高校生
「キクラゲ」「もじゃもじゃ」とイジられることもあった男子高校生のヘアスタイルを大胆にイメチェンし、注目されたのは、メンズ専門サロンの美容師・佐々田和海さん(@d.d.sasadakazumi)。髪の強いくせやうねりに悩んでいた高校生に「卒業式を前に、好きな女の子に告白したいから、女子ウケする髪型にしてほしい」と相談され、その思いに応えました。
「まず、もみあげがかなり伸びきっていて野暮ったくなっていたので、スッキリとした2ブロックにしました。縮毛矯正をかける場合、やりすぎると自然じゃなくなるので、地毛風縮毛矯正で仕上げるよう意識しました」と佐々田さん。また、「女子学生には軽めで前髪を残した雰囲気が好きな子が多い」というトレンドを意識して、流行りのラウンドマッシュにシースルー感を取り入れたといいます。
投稿には「変わりようがすごい」「同じ人とは思えない」といった声が寄せられ、大反響に。後日、男子高校生からは「告白が成功した」と連絡があったそうです。
「キクラゲ」「もじゃもじゃ」くせ毛でいじられていた高校生が、爽やかイケメンに 「これは惚れる」「別人すぎ」…告白成功の青春ビフォーアフター