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妻が着るセーター「変な色と思ったら…俺の名前!?」あぁこれは、35年以上前にばぁちゃんが……手編みに大反響

渡辺 晴子 渡辺 晴子

「変な色のセーター着てるなと思ったら、35年以上前にばぁちゃんが編んでくれた俺の名前入りセーターを私服コーデに入れてる嫁さん。入手経路どこ!?」

元外科医で現在は“なんでも屋”として活動する「ギガデ医ン」(@Kazupoyo15)さんがXに投稿した一枚が、温かい反響を呼んでいる。

写真に写る妻は、鮮やかな色の手編みセーターをさらりと着こなし、まるで現代の古着のように自然に馴染ませている。しかし胸元には、確かに夫の“名前”が編み込まれていた。

気づいた瞬間「え、俺の名前?」

セーターを見た瞬間、最初はただ「変な色だな」と思ったという。だがよく見ると、自分の名前がしっかり入っている。

「ダサいセーターやなってよく見たら俺の名前書いてあって、ばぁちゃんが編んだやつかぁ…と思い出しました」

記憶はほとんど残っていないが、3兄弟で年子だったため、それぞれに“名前入りセーター”を作ってくれたのだという。

ばぁちゃんの手作りの記憶

「全く記憶ないですが、いろんな服を作ってくれました」と話す夫さん。

投稿に写るセーターは、手の込んだ編み目と、当時の温度感がそのまま残る“世界で1着だけ”のもの。フォロワーさんからも、「編み物上手すぎ!」「宝物級すぎる」と驚きの声が相次いだ。

妻はどうやって手に入れた?

実はこのセーター、夫の“おかん”から譲り受けたものだという。奥さまは普段から家族の思い出を大切にするタイプで、夫が赤ちゃんの頃に作った“筆(胎毛筆)”も母から譲り受け、家に飾っているほど。

「嫁さんはめちゃくちゃ好きで僕のことが。昔のものを大事にしてくれるのはいつものことなんです」

日常の延長として自然に“名前入りセーター”を着こなす姿も、夫にとっては「またやってるな」という感覚だったという。

普段着として着て外出する妻に対して、夫は少し照れながらも、「本人はすごく気に入ってるみたいなんで、恥ずかしいけどまぁいいか」とやわらかく受け止めている。

Xでは大反響。「尊すぎる」「素敵すぎ」

「オシャレに着こなしてる!」
「愛が深い……!」
「そんな嫁さん欲しい」

投稿には称賛が相次ぎ、思い出の品が家族の中で受け継がれていく温かな連鎖に、多くの人が心を動かされた。

「今回の投稿で伝えたいことは特にないですけど…我が家は平和です、ってことくらいですかね」と、取材の最後に夫は語った。

派手なメッセージではない。ただ、“かつてのばぁちゃんの手仕事”が、時を経て現代の家族をやさしくつなぐ。その光景こそが、何より尊く、そして温かかった。

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