「自慢させて下さい!!笑 “トンビがタカを生む”とはまさにこのこと」
そんな言葉とともに、娘の“オール5”の成績表を投稿した母親の言葉がThreadsで注目を集めました。投稿したのは、6人の子どもの母であり、ネイルサロンを営むAYUMIさん(@sangocare_nail_ayumi)。
「なりたい自分になるために、嫌なことにもひたむきに向き合い努力できる子です。いよいよ受験!!がんばれ」とつづった投稿には、娘の努力を誇りに思う気持ちと、母としての率直な驚きが込められていました。
勉強が苦手だった母の驚き
成績表の主は中学3年生の長女。実はオール5を取るのは今回が初めてではなく、2回目だといいます。
「しばらく、オールAでも評価4がつくなどして、オール5を取れない期間が続いていました。そんな中で久しぶりにオール5をもらえたので、私も嬉しくて投稿したんです」
印象的なフレーズ「トンビがタカを生むとはこのこと」は、自身の学生時代との対比から生まれたものでした。
「恥ずかしながら、私の中学生活はほとんど勉強していませんでした。友達と遊ぶほうが楽しくて、勉強の仕方も分からなかったんです」
一方で長女は塾に通わず、学校の授業だけで理解を深め、成績を伸ばしてきたそうです。特別に勉強が好きというわけではないものの、地道に積み重ねる姿勢が結果につながりました。
「小学生の頃から評価は◎ばかりで、『勉強しなさい!』なんて言ったことはありません。それでも”オール5”を初めて見たときは本当に驚きましたし、”さすがだなぁ〜”とも感心しました。懇談会でも学習面などを先生から褒められることが多いです」
将来の夢は“検事”
AYUMIさんは、子どもに勉強を強制することはせず、自主性を尊重することを日々意識してきたといいます。
「たとえば朝ごはんを何にするかなど、日常の選択はなるべく子ども自身に任せています。あとは、テストで分からなかった問題は必ず分かるようにすること、授業中に分からないことがあればすぐ先生に聞くようにと伝えています。『分からないままでは分かるようにならないよ!』って叫んでます(笑)」
さらに、絵本の読み聞かせを通して自然と「読書好き」に育ったことも、学力に結びついているといいます。
そんな長女の将来の夢は“検事”なのだとか。法律に興味を持ち、すでに将来を見据えているそうです。
「親としては、まずは大学費用などの資金面で応援したいと考えています。これからできることがあれば、何でもしてあげたいです」
兄弟との関係についても、AYUMIさんはこう話します。
「長男(中1)と次男(小4)は長女の『勉強ができる』ところは認めているようですが、特に影響は受けていません(笑)。でも、だからといってきょうだいを比べることはしません。それぞれに良いところがありますから」と明かします。
最後に、受験を控える長女へ向けてメッセージを寄せました。
「今は受験生なので当たり前かもしれませんが、休みの日は朝から晩まで勉強しています。学校が終われば家や公民館の学習室で勉強をしていて、大好きなアニメやゲームと離れる努力もしています。いよいよこれからが本番だけど、自分を信じて挑んでほしい。どんな結果でも良い方向に向かうと思います」