「冗談だろ…」。そんなコメントとともに、SNS上に投稿された公園の写真が話題になっている。名前は、相模原5丁目公園。柵に囲われた公園には、公園名が刻まれた表示板があるが、大人2人分ほどしか入れるスペースがないように見える。え…小さ過ぎない!?
Google Mapで見てみると…
神奈川県相模原市中央区相模原5丁目にある公園。Google Mapのストリートビューで見てみると、マンションに隣接する公園だった。表示板があるスペースの右隣には、何かの機械が置かれ、さらに右側には公園が広がる。バネの力で前後左右に動く馬の遊具も2台ある。Xに投稿された写真は、分断された表示板のスペースだけが撮影されたようだ。X上では「ネコ専用だわ」「この公園でできる遊びを考えた人は優勝」などの声が上がっていた。
「機械は、ガスの整圧器ですね」。そう話すのは、相模原市公園課の担当者。同課によると、公園は1999年に供用開始し、隣接するマンションの開発に伴い、市へ帰属された。ガスの整圧器は、2007年に市が占用許可を出して設置されたものだという。
園銘石のスペースだけだと小さく見えるが、公園全体の広さは、歩道として利用されているインターロッキングブロック部分を含むと90㎡あるという。
世界で一番小さな公園は!?
では、世界で一番小さい公園はどれくらいの大きさなのだろうか?
ギネス認定されているのは、静岡県長泉町にある50cm四方の「ポケットパーク」。長泉町のホームぺージによると1988年、都市計画道路整備の余剰地に歩行者の休憩場所として1人用のベンチと植栽などを配置した自称「世界一小さな公園」を元職員の考案で設置したことが始まりだったという。