声優で俳優の津田健次郎さんが7月25日、NHK「あさイチ」にゲスト出演。声優としての代表作が意外だとネット上で話題になっています。
津田さんはルックスは「イケオジ」、声は「イケボ」と渋さが人気。現在放送中のNHK連続テレビ小説「あんぱん」では、主人公のぶ(今田美桜さん)の厳しくも温かい上司、東海林編集長を演じています。
あさイチのゲストコーナーでは、これまで声優として携わった数多くの作品が紹介されました。
その一つが「アニメ おじゃる丸」(NHK)のお化け屋敷の「館長さん」役。
津田さんのダンディーなイメージとは正反対の、おちゃめな声色での出演シーンが流れると、直後からX上はざわつき始め、「おじゃる丸の館長さん、津田健次郎さんなの?」「あのかわいい声が津田さん?」「別人のよう」「意外!」「気付かなかった」などの反応が続々。
おじゃる丸への出演は20年以上になりますが、「あんぱん」がきっかけで津田さんファンになった人にとっては初耳だったようで、津田さんの声の演技の振れ幅の大きさがあらためて注目される形となりました。
津田さんは1971年大阪府出身。父親の仕事の関係で、1歳から小学2年までインドネシアのジャカルタで暮らした帰国子女です。
1995年に声優デビュー。主なアニメ作品は「ONE PIECE FILM RED」(ゴードン役)、「チェンソーマン」(岸辺役)、「呪術廻戦」(七海建人役)など。洋画の吹き替えでは「スター・ウォーズシリーズ」のカイロ・レン役も。
俳優としては、8月3日放送の日曜劇場「19番目のカルテ」(TBS系)第3話に、下咽頭がんが見つかった人気アナウンサー役としてゲスト出演することが発表されたばかり。9月26日公開予定の映画「沈黙の艦隊 北極海大海戦」では大滝淳役での出演が決まっています。また、テレビの情報番組「情報7daysニュースキャスター」(TBS系)ではナレーションを担当しています。