昨年6月、親を亡くし鳴いていた三毛の子猫を職場の敷地内で保護したセルゥゥゥゥァァァァァ(@cellbururu)さん。ネット民が見守る中、突然始まった子猫育てに懸命に取り組むセルさん。
子猫は「セルジオ悦子」という名前をもらい、病気も怪我もなく、汚れた時のシャンプーもドライヤーも嫌がらないという、素直で元気な甘えん坊女子に成長。
「セルジオ悦子は猫飼い初心者向けにできてるんやで。感謝なんやで」と、愛猫の育てやすさを自慢していたセルさんだったが、この日、そんな愛猫との「負けられない戦い」の火蓋が切って落とされたと、X(旧Twitter)に投稿。
「セルジオ悦子との戦いの幕がまたあがったんやで」
「今朝、給水機組み立て、水あげて出たら午前中にはひっくり返されてたんやで。空っぽで組み立てたけどこんなんやで」
「恨みでもあるんかってくらい給水機の足の部分も噛んでるんやで」
<セルゥゥゥゥァァァァァさんのXの投稿より>
「負けられない戦い」第2ラウンド、スタート!
猫飼いさんたちから多くの共感の声が寄せられていたが、「給水機」や「水が入ったお皿」へのイタズラは「猫あるある」。
そこでセルさんは、職場にあった端材を使い、自室のサイズと用途にぴったりな「給水機の台」を制作し、「できたんやで。申し訳ないがわいの勝ちやで」と、Xに投稿。
セルジオ悦子ちゃんはセルさんの予想とは違った「斜め上の使い方」を披露したものの、「給水機」は無事!安心したセルさんだったが、なんと翌日、またもや給水機の蓋が被害に…。
「もう拳で解決するしかないんやで」とつぶやき、セルさんは何食わぬ顔でくつろぐセルジオ悦子ちゃんと自身の拳の映像をXに投稿。
果たして、拳に誓った「負けられない戦い」の結末は!?セルゥゥゥゥァァァァァさんにお話を聞いた。
今回も愛猫の行動に合わせて対応
ーー「給水器の台」にはごはん用のスペースもあり、ケージの上に乗る時の階段にもなり、ペット用の体重計も収納できるなど、多用途に使えるんですね。
「今までもセルジオ悦子の行動に合わせて対応してきたので、今回も行動に合わせて作ろうと思いつきました。前回の台は、今まであった台をくり抜いて入れただけだったのですが、給水器を倒されることはなくなりました。その後、蓋を取られてしまったので、今回は給水器の側面を覆うように立ち上がりを設けました」
ーーセルジオ悦子ちゃんの使い方は少し予想外でした…。
「本来、給水器の横は壁にして塞ぐ予定でしたが、現場で余った端材で作っていたため、端材自体に大きな傷があり、他の部分の具合や納まりを見て欠きこみ、部屋に入ったときにごはんの状況を確認、及びそこから通り抜けることができるように…と作りました」