「おじいちゃんからもらったおやつを仕方がなく食べたらおいしかったらしい」
Xユーザー・かわいーぬさん(@kawai_nu_san)が投稿した1本の動画が、SNSで注目を集めています。写っているのは、3歳の犬の女の子。SNS上では“かわいーぬちゃん”の愛称で親しまれています。愛らしい日常を届けるこのXアカウントは、現在6.8万フォロワーを抱える人気ぶりです。
動画には、飼い主さんがかわいーぬちゃんを連れて実家に帰省した際、おじいちゃんと交わしたやり取りの一幕が収められていました。クッションベッドでくつろぐかわいーぬちゃん。そのそばにおじいちゃんがやって来て、右手を差し出します。手のひらにはおやつが。
かわいーぬちゃんは座ったまま明後日の方向を見つめ、まるで知らんぷりを決め込むような仕草を見せていましたが、おやつの存在に気づいた瞬間、そっとパクリ。
ハッとしたように顔を上げると、舌をペロリ。カメラを構える飼い主さんのほうを、キラキラした瞳でじっと見つめます。
次の瞬間、くるっと一回転!
おじいちゃんの膝にぴょんとのって、満面の笑みを浮かべました。
公開されたこの動画には、瞬く間に6.1万件を超える“いいね”が集まりました。このあと、かわいーぬちゃんとおじいちゃんはどうなったのでしょうか。詳しいお話を伺いました。
おやつが関係を変えた…ふたりの“その後”は?
ーーおじいちゃんと、かわいーぬちゃんはどのような関係ですか?
「年に1回ほど帰省して、1週間ほど一緒に過ごしています。今回会ったのは4回目くらいですね。おじいちゃんは犬好きなのですが、最初の1、2回はあまりかまおうとしませんでした。でも、去年あたりから性格が丸くなってきたのか、よくかまってくれるようになって…。前回、仲良くなれたので『今回は初日からうまくいくかな』と期待していたのですが、どうやら関係がリセットされてしまったようです。おじいちゃんのそばに置いて記念撮影をしようとしたら、ダッシュで私のもとに戻ってきてしまいました」
ーー今回の帰省中、様子に変化はありましたか?
「最初はおじいちゃんに話しかけられても距離を取り、まるで“いないもの”のように振る舞っていました。隣に座るのも嫌がって、私や母、おばあちゃんに助けを求めていたくらいです。でも、少しずつ慣れてきて、今では隣に座ったり抱っこされたりするようになりました」
ーーおやつのやり取りは、距離を縮めるきっかけになったのですね。
「おじいちゃんからもらったおやつを“仕方なく”食べてみたら、おいしかったみたいです(笑)。その嬉しさで回転したんだと思います。普段もお散歩前やおやつの前など、うれしいときによく回るんですよ」
ーーその後、おじいちゃんの様子は?
「ようやくコミュニケーションが取れて、おじいちゃんもとても嬉しかったようです。顔を近づけて『おいしいか?』と話しかけていました」
ーーかわいーぬちゃんの「魅力ベスト3」を教えてください。
「とってもかしこい! とっても元気! そして、とってもかわいい! この3つですね」
かわいーぬちゃんとおじいちゃんの関係は、一歩前進したようです。この貴重な瞬間を目にした人たちから、さまざまな声が寄せられ、にぎわいを見せています。
「すっごいかわいいです」
「おじいちゃんも嬉しそうですね!」
「キラキラの笑顔かわいい」
「目がきゅるんきゅるんになってる!」
「あまりにも仕草がかわいすぎる。これポケモン?」
「このかわいーぬ、かわいーぬ史上最高にかわいい」
「全身で喜びを表現するところホント好き」
「カメラマンに美味しかったよって報告していますね」
「『おいしい!』みたいに顔を上げて舌ぺろ、最後くるんって回るの、かわいすぎて涙出た」