観光客から見た福岡のイメージ、地元民と温度差がある!?実は、よく食べるのは〝以外なアレ〟「驚異のコスパ」

中将 タカノリ 中将 タカノリ

九州を代表する都市圏として知られる福岡

今、SNS上ではそんな福岡市に関する観光客と地元民との捉え方の違いが大きな注目を集めている。

「観光客から見た福岡と地元民から見た福岡の違い 」

と紹介したのは福岡市在住の「バリカタな福岡市民bot」さん(@Barikata_FUK)。

観光客が中州の屋台やラーメン、もつ鍋を喜び、わざわざ太宰府には観光するくせに福岡と博多の差異もわからないのに対し、地元民は博多うどんや290円のラーメンを常食し、福岡に観光地はないと思っているとするこの投稿。

バリカタな福岡市民botさんは本州出身で大学進学にあたり九州の地を踏んだというが、よそ者だからこそ福岡の実像を客観的に捉えられているのかもしれない。

バリカタな福岡市民botさんにお話を聞いた。

ーー「博多」と「福岡」の違いについて地元の方の認識は?

バリカタな福岡市民bot:歴史的な成り立ちが違う、それぞれ別の街という認識です。博多は古くから港があり商人の街として発展してきた一方、福岡は黒田長政が福岡城を建設して以来の城下町でした。現在は博多は"博多駅"を中心としたビジネス街として、福岡は"天神"という一大繁華街を擁するエリアとして、それぞれ存在感を発揮しているという印象です。

ーー博多うどんや290円のラーメンなど地元の方が愛するご当地グルメというのはどんなものなのでしょうか?

バリカタな福岡市民bot:全体的に、安くて美味しい、独自性の強いグルメが多いというのが特徴です。博多うどんでは、澄んだ出汁にやわらかい麺が入っており、トッピングでは甘辛く煮つけた牛肉やごぼ天と呼ばれるごぼうの天ぷら、あるいは丸天(さつま揚げ)を載せる文化があります。店によってそれぞれ異なる個性があり、それぞれに根強いファンがいます。

290円のラーメンは、「はかたや」と呼ばれるチェーン店にて提供されています。トッピングを様々付けた場合でも400から600円程度で収まる驚異のコスパを誇り、福岡市民にすっかり定着しているラーメン屋さんです。

他にもここでは挙げきれないご当地グルメが沢山ありますが、どれも美味しいです。

 ーー投稿に大きな反響がありました。

バリカタな福岡市民bot:弊アカウントの運営方針として、全国の皆様が思っているイメージと実際のイメージの違いを紹介することで、福岡の隠れた魅力を紹介していきたいという思いがあります。今回の投稿はまさにそれに沿った内容でしたが、たくさんの方々に共感を頂くことができて本当にうれしかったです!

◇ ◇

SNSユーザー達から

「出身が福岡ですって言った時に『博多?』って返されるのが地味に困ってたんですが、 最近はクッキングパパを倣って、『博多です』って言い切っています」
「「観光地なくない?」はどこ住んでる人もみんな言うよね 日本人みんな地元を過小評価してる」
「北九州と博多との距離は東京基準だと土浦や熱海行くような距離 大阪なら和歌山や加古川、名古屋なら豊橋かな オイラは右のイメージ  うどんもやはり牧の・ウエスト・因幡・資さんと4大巨頭と あとは天ぷら屋も 普通に食い倒れの街の認識 胃袋大きくなぁれ(笑)」

など数々の共感の声が寄せられた今回の投稿。これまで全国各地を訪れた筆者だが、街の魅力は観光的な感覚を超えたところにあると思う。福岡を訪れる方はぜひバリカタな福岡市民botさんの投稿を参考にしていただきたい。

バリカタな福岡市民botさん関連情報
Xアカウント:https://x.com/Barikata_FUK

まいどなの求人情報

求人情報一覧へ

おすすめニュース

気になるキーワード

新着ニュース