子どもが乗っていることを知らせる「Baby(Kids)in car」(「Baby(Kids)on Board」)という市販のステッカーを貼っているせいで「あおり運転」の被害を受けている!と主張する、ミニバンに乗る女性の投稿が注目を集めた。
ステッカーを貼った「子どもがいる幸せな家族」に嫉妬し、あおってくる車がいるのだという。
これに対し、車好きの小野寺・フェルナンド(@ONOZOMO)さんが、「イライラされるような運転するのがとてもお上手なんだと思う。普通に運転すればいいのにね」と、X(旧Twitter)に投稿。
「ステッカーの有無じゃなく、周囲の迷惑になるような運転をしていないか?」という小野寺さんの問題提起に、ドライバーたちからさまざまな声が寄せられた。
「子どもを乗せてる人」はもっと安全運転を
「本当にステッカーが理由なら、貼らなきゃあおられないはずじゃん。それでもあおられるんなら運転に問題があるってことでしょ」
「子どもが乗ってるマーク+ファミリーカー+ママさん運転手は結構危なっかしい運転をしてる気がする。交通ルール守らない、自転車の延長で走ってる系多し。右左折時とか対向車のこと全く見てない/考えてない場合多いんよね」
「ちゃんと確認した?ってタイミングで急に車線変更してきたり無理に割り込んでくる車でそのステッカー貼ってる率が高い」
「私自身の経験上、BABY in car系を貼ってる車は地雷率高め」
「自分の運転がめちゃくちゃだという自覚がないですかね?そこを理解しないと根本的に解決しません」
「トラック運転手です。そもそも免許って資格ですよね?免許持ってる以上全員プロドライバー。しっかりとした運転をしていただきたいですね」
「ステッカー」に嫉妬!?
小野寺さんの問題提起に対して、「貼る機会がない人には想像できないだろうけど、普通に運転してても、ステッカーに嫉妬するやつがいて絡まれる」という、反発の声も見受けられた。
あおり運転(妨害運転)は重大な危険行為であり犯罪だ。
しかし今回寄せられたドライバーたちの声の多くは、「子どもが乗ってます」系のステッカーを貼っている人たちが主張する「普通の運転」が、実は周囲に迷惑をかけている運転ではないか?というものだ。
投稿者の小野寺さんも「ステッカーの有無」について言及したわけではないと言う。
「例えば、①一定の車間距離を保てない ②常にアクセル/ブレーキを交互に使って運転(前の車に追いついたり、車間距離を維持する際にアクセルオフではなくブレーキを使うこと) ③曲がる直前でウインカーを出す ④バイパス等の速度域が速い片側2車線道路で常に右側を遅く走る/後車が追いついても断固として退かない……こういった世間一般が思う自己中心的な運転が、周囲にイライラされるような運転だと思っています。
そもそもステッカーが貼ってあるだけであおってくるような人間は運転に向いてないと思います。<貼ってあるからあおる=子どもがいることに嫉妬>が事実なら、あおってくる人物は人間としてかなり問題があると思います」(小野寺・フェルナンドさん)