子どもが学校から持ち帰る「通学時間の旗振り当番」のお知らせを、憂鬱に感じてしまう大人は多いでしょう。通学中の子どもたちの安全を見守る旗振り当番は、とても大切な役割です。しかし、朝の忙しい時間帯に拘束されてしまうため、「正直、ちょっと面倒…」と感じてしまいます。しかも天気が悪ければなおさら憂鬱になってしまうものです。
そんな旗振り当番のリアルな気持ちを、漫画家のチャー@育児漫画さんが『朝からテンションさげさげ小学校旗振り当番』という作品で投稿しています。
旗振り当番の日の朝、チャーさんはいつも以上にバタバタ忙しなく動いていました。お弁当や朝ごはんの支度を急いで済ませるものの、当番の日に限ってあいにくの雨模様でどっと疲れを感じてしまいます。
そんな中、子どもたちが次々と登校してくると状況は一転します。声をかけてくれる子どもたちがいたり、パトロール中のお巡りさんがさりげなく励ましてくれたり、嬉しい瞬間が連続で訪れるのでした。
この体験にチャーさんは、旗振りを終えた後は「やってよかった」と満足感を得ます。しかし、次の旗振り当番の順番が回ってくると「またか…」とテンションが下がってしまうのも親の本音なのでした。
同作がInstagramに投稿されると、「確かに次の旗当番が来た時、あの充実感は消えてる(笑)」や「面倒だな…と思いつつ、やってると子供は可愛いしやる価値を感じてました」などの共感の声が多くあがっています。やる前は憂鬱で、やっている時はほっこりしつつ、でも次の順番が来るとまた憂鬱に…そんな旗振り当番の気持ちは、多くの親に共通するようです。同作について作者のチャーさんに詳しく話を聞きました。
ー雨の日の旗振りはいつもと何か違いますか?
雨の日は児童の歩きも遅めになるので、交差点に立つ時間も伸びますし、やはりレインコートを着ても濡れるので冬はすごく辛いです(笑)
ただ、重い荷物を持ちながら傘をさしている子供達を見ると、いつも以上にあんな小さい体で…と愛おしく思え旗振りにも熱が入ります!
ーそんな母の様子に家族は何か言っていますか?
何も言われていませんが、旗振りで家を出る時はテンションが低いのに交差点に立つ私はすごく元気なので「え?どっち?」と思われている可能性もありますね(笑)
ーところでチャーさんのキャラクターはどうして羊なのでしょうか?
なぜ羊?ってよく言われます(笑)
絵を描くことは好きなのですが人を描くことが苦手で…絵日記を描こうと始めた時に人以外のキャラで…と、猿、猫、犬などで考えてたのですが、1番私っぽくて簡単に描けたのが羊だったのでこのキャラに落ち着きました。
<チャー@育児漫画さん関連情報>
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