保冷剤って、増えると捨てがちだけど…意外な活用方法 消臭、ボディケア…プロが教えるライフハック話題

まいどなニュース調査部 まいどなニュース調査部

いつの間にか冷凍庫にたまりがちな保冷剤。そのまま捨てたらもったいないかもー。カインズ公式「となりのカインズさん」の公式Xアカウント(@cainz_san)が、保冷剤出荷量で国内トップシェアを誇る、株式会社トライ・カンパニーの野口明日香さんに聞いた「保冷剤の活用方法」が話題です。

「消臭剤」としても役立つ

保冷剤の中身に含まれる、高吸収性ポリマーは表面がでこぼこした構造になっていて、空気中の物質を絡め取る性質があるため、ニオイを吸収する消臭剤に活用できます。保冷剤の中身を取り出し、手頃なサイズの器などに入れ、蓋をせずニオイが気になる場所に置けばOK。

ゲルにお気に入りのアロマオイルを数滴垂らすのもおすすめで、2〜3日香りが楽しめるそう。虫が嫌う香りのアロマオイルを垂らせば、天然の虫除け剤になります。保冷剤は、そのほか以下の使い方もできるといいます。

▽観葉植物の保水剤
土の上に保冷剤の中身を乗せておくと、ゲルに含まれている水分がゆっくりと土に染み込んでいくため、水やりの代わりになります。室内の環境によりますが、1〜2日は水をあげなくても大丈夫とのこと。基本的に保冷剤の成分は人や動物が誤飲しても大丈夫な仕様になっているため、植物に悪影響を与えることはありません。

▽お風呂で温めてボディケア
保冷剤は冷やすだけでなく、温めてカイロのように使うこともできるのだそう。お風呂に入ったときに40度前後の湯船に入れて温める方法がおすすめ。ほんのり温まった保冷剤を目元や肩周りに当てれば、疲れた体のメンテナンスができます。ただし、本来加熱用に作られた製品ではなく、電子レンジで温めると破裂する危険があるため避けてください。

▽キャンドルスタンド
保冷剤の中身を器に移し、そこにキャンドルを立てるという使い方も。ろうが垂れても周囲を汚す心配がなくなると同時に、消臭剤としても使えるので一石二丁です。

保冷剤の正しい捨て方

保冷剤の中身を取り出した場合は、高吸水性ポリマーを水に流すのは絶対にNG。高吸水性ポリマーは取り出すとだんだん水分が蒸発し、最後はカピカピの状態になります。捨てるときは、容器やパッケージについたゲルをティッシュなどできれいに拭き取り、ゴミ箱へ。特にゲルを移した容器を水洗いする場合は、排水溝にゲルが流れてしまう可能性があるので、水に触れる前に丁寧に拭き取ってください。

中身を取り出していない保冷剤を捨てるときは、基本的にはそのままゴミとして捨ててOK。燃えるゴミの場合が多いですが、自治体によって処分方法が異なるため、住んでいる地域のゴミ捨てルールに従いましょう。

▽出典
・カインズ公式「となりのカインズさん」 公式X/いつの間にか冷凍庫に溜まりがちな保冷剤。そのまま捨てたらもったいないかも!!
https://x.com/cainz_san/status/1878388961732927992
https://x.com/cainz_san/status/1878388963880194328
・カインズ公式「となりのカインズさん」 公式HP/【保冷剤の再利用】消臭、スキンケア、植物の保水剤まで! 今すぐ使える「保冷剤の活用法」6選
https://magazine.cainz.com/article/211076

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