近年、社会問題化しているチケットの転売行為。2019年に不正転売を取り締まる法律は施行されたものの、事業者により対応はまちまち。健全なチケット流通が阻害される事態にストレスを抱えている方は多いのではないだろうか。
そんな中、SNS上で話題になっているのはバレーボールチーム「大阪ブルテオン」の転売対策。
それは転売が確認された座席の上に「この座席は観戦チケット利用規約に反する転売が明らかとなったためご利用いただけません」と書かれた断り書きを貼ると言う断固としたもの。
「ブルテさん転売対策頑張ってくれてて控えめに言って最高」とその模様を紹介したファンの投稿に対し、大きな注目が集まっているのだ。
投稿者にお話を聞いた。
ーーこの光景を見た感想を。
投稿者：会場に入り、自分たちの席に向かう途中で見かけました。張り紙が貼られている4連席が2列もあり、最初は何事だろうとびっくりしました。
張り紙を読んでみたら「座席の転売〜」と書いてあって納得。対策してくれていることがすごくうれしかったです。
ーー当日の席の埋まり具合は？
投稿者：私が投稿したのは12月28日の試合です。この日のチケットは完売しているにもかかわらず、アリーナ席、2階席、3階席全てでかなり空席が目立っていました。
ーーチケット転売は社会問題化していますね。
投稿者：どこも注意喚起はしていますが、具体的にこうやって行動してくれたのはバレーボール界ではブルテオンが初めてではないでしょうか。バレーボール以外のジャンルでもこのように断固とした転売対策をしてもらいたいです。転売行為が成立しなくなり、本当に見たい人が見に行ける環境ができるといいですね。
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「転売行為は残念ですが、これを機会にバレーボール、大阪ブルテオンに興味をもつ人が増えれば」と投稿者。今季快調の大阪ブルテオンは新年早々から試合を開始している。ご興味ある方はくれぐれも正規ルートでチケットをお求めになって観戦いただきたい。
