痛風に怯える民は要注意!プリン体含有量がぶっちぎりだったお酒は…「体に良いと思ってた」

中将 タカノリ 中将 タカノリ

年末の忘年会ラッシュを迎え、痛風予防のためプリン体に敏感になっている方は多いと思う。

今、SNS上で話題になっているのは紹興酒のプリン体含有量。きっかけになったのは、以下の投稿だ。

「毎年恒例年末年始痛風注意報
中華宴会紹興酒大量摂取要注意」

上海在住の菊次郎さん(@kikujiro_shnghi)が、各種アルコール飲料中のプリン体含量を比較するグラフを紹介した。

グラフによると100mlあたりに含まれているプリン体は焼酎が0.0mg、ウイスキーが0.1mg、ワインが0.4mg、日本酒が1.2mg、ビールが5.1mgときて紹興酒はぶっちぎりの11.6mg

痛風におびえている方にとってはビックリ仰天の数字ではないだろうか。

菊次郎さんにお話を聞いた。

ーーこのグラフはどうやって作成されたのでしょうか?

菊次郎:公益財団法人痛風・尿酸財団のホームページに公開されている「アルコール飲料中のプリン体含有量」のデータを参考にし、グラフを作成しました。赤ワインスプライト割りやシーバス緑茶割りなど、昔中国で流行った飲み方も追加しておきました。ジュース感覚でお酒を飲めるので、若い方がよくこのように割って飲んでました。

ーー紹興酒のプリン体含有量が半端ないです。

菊次郎:ビールほどではなく日本酒程度のプリン体含有量かな、と思って調べたら恐ろしい数値でした。私自身の戒めと皆さんの注意喚起として、このグラフは4年前から毎年この時期に掲載しております。中華料理とホット紹興酒の組み合わせが好きなのですが要注意ですね。

ーー投稿への反響んついて。

菊次郎:日本ではなじみのないお酒ということもあり、ビールの倍以上という数値に驚いている方が多いようです。体に悪いようなイメージを持たれるかもしれませんが、適量ならむしろ体に良いと思いますよ。何でも適量がいいです。

◇ ◇

「えっ!!この前紹興酒2本も飲んだのに…」
「体に良い酒だと思ってた…」
「〇兴市に住んでましたが尿酸値10mg/dL超えてました」
「度数が違うので紹興酒はビールを同じくらいのペースでは飲めないので実質ビールがチャンピョンかもしれません?」

SNSユーザー達からは、数々の驚きの声が寄せられた今回の投稿。お酒好きな読者のみなさんはぜひ参考にしていただきたい。

なお今回の話題を提供してくれた菊次郎さんは約20年におよぶ中国・上海在住経験から、現地の生活・文化・グルメ・B級スポットなどの情報をSNS、note等で紹介。日本のメディアがなかなか扱わない生の中国事情が満載なので、ご興味ある方はぜひチェックしていただきたい。

菊次郎さん関連情報
Xアカウント:https://x.com/kikujiro_shnghi
note:https://note.com/su_ga_shanghai

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