中国地方は11月末にかけて、断続的に寒気が南下するため、日々の寒暖差が大きくなる見込みです。防寒を万全にして、体調管理にお気をつけください。また、来週後半は、まだ雪の降っていない中国山地の西側でも雪になる所があるでしょう。峠越えなどされる方は、早めに車の冬装備をしておいてください。
今週末は西高東低の冬型の気圧配置 山では雪に
中国地方は明日22日(金)に北日本付近を低気圧が通過したあと、寒気が流れ込む見込みです。23日(土)から24日(日)の午前中にかけて西高東低の冬型の気圧配置となり、上空1500メートル付近にはマイナス3℃以下の寒気が中国地方の東部を中心に流れ込む見込みです。
日本海側の地域を中心に断続的に雨が降り、山地の標高の高い所では雪になるでしょう。
23日(土)の最高気温は10℃を少し超えるくらいで、広く師走の寒さとなる見込みです。24日(日)は瀬戸内側で寒さが和らぎますが、日本海側は引き続き師走の寒さでしょう。暖かくしてお過ごしください。
来週後半 上空にマイナス6℃の真冬並みの寒気が一時的に流れ込む
次に寒気が流れ込むのは、来週の後半となりそうです。
26日(火)から27日(水)に低気圧や前線の影響で雨が降った後、28日(木)から冬型の気圧配置になるでしょう。
上空1500メートル付近には真冬並みのマイナス6℃の寒気が西から流れ込む見込みです。
中国地方は、日本海側や西部を中心に雨が降り、中国山地の西側でも雪が降るでしょう。
冷たい風が強まり、厳しい寒さとなる見込みです。
峠越えなど予定されている方は、車の冬装備を万全にしておいてください。
この先も断続的な寒気流入で気温変化大きい
中国地方は、今週末と来週の後半は寒気の影響で師走並みの寒さとなるでしょう。断続的に寒気が流れ込むため、気温変化が大きい見込みです。
また、晴れる日の朝は放射冷却がよく効くため、冷え込みが厳しいでしょう。体調管理にお気をつけください。
急な寒さや積雪、凍結に備えて、防寒グッズや車の冬装備など、早めに備えておいてください。