週明けは雨のエリアが広がり、秋雨前線の影響で西・東日本を中心に広く天気が崩れます。前線の活動によっては雨の降る量が多くなる可能性があります。
関東甲信や静岡は今夜にかけて雨
秋雨前線や北東からの冷たく湿った空気が流れ込んでいるため、関東では沿岸などで雨が降ったりやんだりとなっています。
昨日4日(金)と比べて気温は大幅に低く、余計に冷たさを感じさせる雨となっています。午後2時現在で雨脚の強まっている所はほとんどないですが、今夜にかけて断続的に雨が降る見込みです。
また、静岡や山梨でも所々で雨が降っていて、こちらは一部で雨が強まっています。南からの暖かく湿った空気で雨雲が発達していて、静岡を中心に夜のはじめ頃にかけて雷を伴う所もありそうです。
来週前半は秋雨前線南下
秋雨前線の活動は明日6日(日)、一時的に落ち着くものの、週明け以降に再び日本付近にかかる予想です。その後、来週の中頃にかけて本州付近を南下するとみられます。
前線の周辺を見ると、前線の北には上空の寒気があり、一方南側には暖かく湿った空気が前線に向かって流れ込む気圧配置です。前線付近で大気の不安定な状態となるため、雨雲の発達しやすい状況となりそうです。
西・東日本で雨脚強まる可能性
秋雨前線の影響で、西日本から東日本を中心に来週前半は、広く雨が降る見込みです。前線の活動が活発となり、局地的に激しい雨や雷雨となったり、風が強まる可能性があります。
前線の動き方や前線上を通る低気圧のコースによっては、雨の強まるエリアや期間が変わることも考えられます。来週前半の雨について、今後も最新の情報を確認してください。