元気いっぱいだったり、ほっこりさせてくれたり、時に困らせてくれたり…。
子育てウェブメディア「ココハレ」では、小さな恐竜のような子どもたちのエピソードを「うちのこザウルス」として紹介しています。
今回は「手の指、足の指」。算数を習い始めた小学1年生の涙の訴えとは?
お母さんの手の指、足の指も貸してあげました!
今回はペンネーム・ふーちさんから寄せられたエピソードをご紹介しました。娘さんが小学1年生の時の出来事で、「鮮明に残っている」そうです。
算数の宿題に苦戦し、手と足の指で一生懸命数えていた娘さんを、ふーちさんはそっと見守っていました。「娘が助けを求めてきたら、『指では計算できないよ』と教えようと思っていました」
予想通り、助けを求めてきた娘さんの口から出たのは、まさかの「指が足らないから、手と足の指を貸して…」。ふーちさんは大笑いしながら、ひとまず自分の手足を貸してあげました。
その後、「お母さんの手と足を使っても、40までしか数えられないよ」「これから何人もの人に頼まないといけなくなるよ」と伝えると、娘さんは棒を使い始めたそう。頑張って取り組むうちに、計算ができるようになりました。
幼い頃は引っ込み事案で、「園でみんなが『エルマーのぼうけん』の竜を作っているのに、自分だけ牛を作っていた」という娘さん。現在は高校3年生となり、トリマーを目指して県外の高校に通っています。
「足し算で半べそをかいていた子が、しっかり育ちました。今は夢に向かって進む娘から、元気をもらっています」
後輩パパ、ママに「わが子の発育や発達など、気になることもあると思いますが、子どもを信じていきましょう」とエールを送ってくれました。
ココハレの「うちのこザウルス」では、読者から寄せられた子育てのエピソードを、デザイナーの岡崎紗和さんが4コマ漫画で紹介していきます。