「屋上にやべー思念体みたいなのがおる！！」
沖縄を旅行していた、後 降裏夫（@ato_orio）さん。道中で驚くべき光景を見つけて撮影、X（旧Twitter）に公開したところ、２６万ものいいねが付く話題となりました。
写真は、昨年の３月頃に撮ったものだそうです。
家族と沖縄を訪れ、車で移動している最中。信号待ちの際、助手席からふと窓の外を見ると、とある建物の屋上に何か緑色の物体がぼんやり映っているのを見つけました。
「天気が悪く、そこだけ色味が違っていたので印象的でした」（後 降裏夫さん）
車の窓が濡れていたため、最初はそれが何なのかよく分からなかったそう。しかし、やがて人の形をしていることに気づきました。
沖縄は太平洋戦争で戦地となった影響もあり、怪談や幽霊話、心霊スポットの多いことで有名な場所でもあります。もしかすると、これは本当に、誰かの霊魂や念が具現化したものなのでしょうか…？
驚いたものの、実はその正体は…？
世にも恐ろしい光景を見てしまった後 降裏夫さん。しかし、やがてその正体に気づきます。
「（その緑の物体が）点滅し始めたので信号と気づきました」
一瞬驚いてしまったものの、何のことはない――見ている方とは逆の方向にあった歩行者用信号のライトが車の窓ガラスに反射して、映り込んでいるだけだったのですね。
思わぬ思念体との遭遇とネタばらしを同時に行った後 降裏夫さんのポスト。リプ欄には、驚きと安堵の声が多数寄せられました。
「どうやったらこんな風に映るんですか！」
「思った以上に思念体だったww」
「わたしも初見ビビりそう笑」
「赤い思念体も登場するのかな？」
「偶然とはいえ凄いですねぇ」
ちなみに、後 降裏夫さんは家族にもこの写真を見せましたが、反応は意外にドライだったそう。しかし、ご自身は手品の種明かしを見たような驚きと感動を覚えたとのことです。
◇ ◇
「大学が農学部だったので植物を見るのが好きです。沖縄に行くと植物園や動物園などに行っています。（地元である）関西ではなかなか見られない景色を眺めたり、観光地じゃない畑や街路樹を見るのも好きです」
後 降裏夫さんは、沖縄で他に見たものについて、このように話されました。
また、今回は信号のライトを超常現象と勘違いしてしまったものの、実際に不思議な出来事に遭遇したこともあるのでしょうか。聞いてみたところ、「霊的な話ではないんですが――」と前置きをしたうえで、こんな話を教えてくれました。
「『祖父が戦時中に訓練途中で終戦になった』ってエピソードがあります。武勇伝っぽくないので子どもの頃はあんまりこの話が好きじゃなかったんですが、大人になってみるととんでもない運の良さの果てに自分が存在しているんだなあと思います」
何気なく生きてしまいがちな我々。しかしながら、実は自分自身という存在は、たくさんの偶然の積み重ねの果てに生まれてきたものであり、私たちはそんな奇跡に感謝をすべきなのかもしれませんね。
■後 降裏夫さんのX（旧Twitter）はこちら
→https://x.com/ato_orio
