今年も例年に劣らぬ猛暑っぷりを予感させる日本の夏。
そんな中、SNS上では沖縄県の意外な涼しさを可視化したマップが大きな注目を集めている。
「過去に37℃以上を観測した都道府県()」と件のマップを紹介したのはジオグラフィック航空アナリストのいつかいちくんさん(@itsukaichi_engi)。
マップによると47都道府県中、過去に37℃以上を観測したのは沖縄を除く全て。沖縄は南国のイメージがあり、たしかに一年を通して温暖だが、8月の平均気温だけで見ると28.6度(那覇市)と、東京都の29.2度よりも若干涼しいのだ。(※気象庁調べ)
沖縄が涼しいのか、それとも他の都道府県が暑くなりすぎたのか…いつかいちくんさんにお話を聞いた。
ーー今回のテーマを思い付いたのは?
いつかいちくん:全国的に記録的な猛暑が続いていますが、ふと海に囲まれた沖縄県は、ジメジメはしているものの、海風等の影響で気温はそれほど上がらないのでは、と疑問に思い、各都道府県のアメダスを調べてみました。
ーー結果をご覧になって。
いつかいちくん:調べてみた結果、沖縄県だけ唯一最高気温37度を超えておらず、仮説通りとなり驚きました。地図で可視化すると、沖縄だけ赤色になっておらず、改めて違和感しかありませんでした。
ーー投稿への反響について。
いつかいちくん:今回は前回以上に多数のいいね&リツイート頂きました。リプライから「沖縄は海に囲まれていて気温が上がりにくい」、「フェーン現象が起こりにくい」、「37℃超えていないけど、紫外線と湿気は本州の比じゃない」など、数多くの考察、感想等を頂きました。
◇ ◇
SNSユーザー達から
「沖縄が一番涼しいのね」
「一部の人々の間では、数年前から沖縄は避暑地になっています」
などさまざまな反応が寄せられた今回の投稿。果たして日本の夏にユートピアは存在するのだろうか。
SNS上で鉄道、飛行機や地理に関する情報を地図上に可視化して発信しているいつかいちさん。今回ご紹介したようなXの投稿のほかに、noteでも最新トレンドに焦点を当てた記事を投稿しているので、ご興味ある方はぜひチェックしていただきたい。
いつかいちくんさん関連情報
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