気温が高くなり、「熱中症・脱水症」が心配な季節になってきました。その対策として知られる「経口補水液」ですが、実は簡単に作ることができます。警視庁警備部災害対策課の公式Xアカウント(@MPD_bousai)が過去に紹介した「経口補水液の作り方」が再び注目を集めています。
経口補水液は、医学的知見に基づいて、水にナトリウムやカリウムなどの「電解質(塩分)」と「糖分(砂糖やブドウ糖)」を一定の割合で配合した飲料です。塩分と糖分を適切に含むことで、体内に水分と電解質を迅速に吸収させることができます。そのため、経口補水液を飲むことで水分と電解質を補給し、脱水症の重症化を防ぐことができます。
警視庁の投稿によると、経口補水液は「水、砂糖、塩」のみで簡単に作れるそうなので、日ごろの「備え」として材料を常備しておくと良いかもしれません。作成方法をメモ紙に記載し、冷蔵庫に貼っておくのがおすすめだといいます。なお、自作の経口補水液は雑菌が繁殖する恐れがあるため「その日のうちに飲み切りましょう」と早めに飲むことを呼びかけています。
▽材料
・水…500ml
・砂糖…20g
・塩…1.5g
▽作り方
水に砂糖、塩を混ぜて溶かしたら完成。
◇ ◇
▽出典
・警視庁警備部災害対策課 公式X/経口補水液を手作り〜過去のポストより〜
https://x.com/MPD_bousai/status/1805737741856260364
・総合東京病院 公式/経口補水液の使用法と作り方
https://www.tokyo-hospital.com/archives/29044/