静岡で39℃台 危険な暑さ 明日5日は猛暑日地点がさらに増加 熱中症に警戒

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今日4日は午後3時までに全国61地点で猛暑日となり、静岡市は最高気温39.3℃と危険な暑さとなりました。東京都心では今年初の猛暑日となりました。明日5日はさらに猛暑日となる所が多い予想のため、引き続き熱中症に警戒してください。

今年全国初 静岡市で39℃台を観測

今日(4日)は、東日本と西日本の太平洋側の地域を中心に猛烈な暑さとなりました。午後3時までに全国の61地点で最高気温35℃以上の猛暑日となり、多くの地点で今年一番の気温となりました。静岡市では39.3℃と、全国で今年初めて39℃台の気温となりました。
また、和歌山県新宮市では37.6℃、山梨県甲州市勝沼では37.5℃と、体温を超える暑さとなりました。
東京都心では、午後0時30分すぎに35.0℃を観測し、今年初めての猛暑日となりました。

午後3時までに30℃以上の真夏日となったのは527地点、25℃以上の夏日となったのは844地点でした。

明日5日も猛暑続く 熱中症に警戒

明日(5日)は猛烈な暑さの範囲がさらに広がる予想で、広い範囲で熱中症に警戒が必要です。明日の最高気温は熊谷や甲府、名古屋、宮崎などで36℃と予想されているほか、東京都心は35℃の予想です。全国の観測点の100地点以上で猛暑日となる見通しで、猛暑日のエリアは今日よりも広がりそうです。

この先も東日本や西日本を中心に暖かい空気に覆われやすく、特に西日本では8日ごろにかけて、沖縄・奄美では11日ごろにかけて気温の高い状態が続き、熱中症など健康管理に注意が必要です。

あると便利 熱中症対策グッズ

夏のレジャーなど、暑い中、外で過ごす時には、熱中症対策として、次のようなグッズがあると、便利です。

①ペットボトルや水筒に入った飲み物(水やスポーツドリンクなど)を用意して、気づいた時に、すぐ水分補給ができるようにしましょう。また、塩分タブレットや塩分の含まれた飴があると、大量の汗によって失われた塩分を、手軽に補給できます。

②日傘や帽子で、日差しの暑さを遮りましょう。晴れた日は、地面に近い所ほど気温が高いため、背の低いお子さんは、大人よりも暑い空気に包まれてしまいます。また、帽子をかぶると、熱中症対策だけでなく、紫外線対策にも効果的です。帽子は、時々はずして、汗を蒸発させましょう。さらに、海岸など日陰のない所でのレジャーでは、日よけテントがあると、日陰を作り出すことができます。

③扇子やうちわ、携帯扇風機もおススメです。涼しい風で、体を冷やすことができます。

④冷却シートなどの冷却グッズも、上手に利用しましょう。ネッククーラーは、太い血管が体の表面近くを通っている首元を冷やすため、効率よくクールダウンできます。また、保冷剤や氷があれば、タオルなどにくるみ、体(首、脇の下、太ももの付け根など)にあてて、冷やすことができます。他にも、スカーフやバンダナがあると、水で濡らして首や頭に巻けば、水が蒸発する時にまわりの熱を奪うため、体温を下げることができます。

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