富山で既に6日連続の真夏日 北陸 このあと上空の寒気の影響もあり大気非常に不安定

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今日の北陸地方も朝からぐんぐん気温が上がり、富山では11日から6日連続で最高気温30度以上の真夏日を午前中から既に観測しています。このあと、上空には寒気が流れ込んで、北陸地方では新潟県や富山県を中心に大気の状態が非常に不安定となるでしょう。17日明け方にかけて、落雷や竜巻などの激しい突風、急な強い雨には十分注意してください。

このあと17日明け方にかけて 大気の状態が非常に不安定

このあと、上空約5500メートルに氷点下12度以下の寒気を伴った気圧の谷が日本海を東進する見込みです。一方、地上付近には湿った空気が流れ込み、日中の気温の上昇の影響もあり、北陸地方では大気の状態が非常に不安定となるでしょう。急に「真っ黒な雲が近づいてくる」「雷の音が聞こえてくる」「冷たい風が吹いてくる」時などは、天気の急変に注意が必要です。落雷や竜巻などの激しい突風、ひょうによる農作物への被害、局地的な短時間強雨などには十分注意しましょう。17日明け方にかけて、屋外で過ごす方を中心に北陸地方の雷レーダー(実況)をこまめにチェックするようにして下さい。

竜巻が接近してきたら

竜巻の移動速度は時速数十km程度のものが大半ですが、過去には時速90kmで移動したものもあります。遠くに見えてもすぐに接近してくる恐れがあるため、すぐに行動してください。竜巻は直線に進み、短時間で様々なものを巻き上げます。安全な避難を行わないと、けがをするおそれがあります。

屋外で対策をする際は、頑丈な建物の物陰で体を小さくするなど、できるだけ低い姿勢で頭と首を守りましょう。車の中や物置などのプレハブ(仮設建築物)の中は危険なため避難場所とはしないようにしましょう。電柱や樹木など、突風にあおられやすいものには近づかないでください。

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