富士山ローソンにも負けてない!? 北海道の離島で撮られた「ご当地富士×コンビニ」の味わい深さ 「ここまで来られるもんなら来いってか」

黒川 裕生 黒川 裕生

コンビニエンスストアの上に富士山が乗っているように見えるユニークな景観が“フォトスポット”化したことで、多くの外国人観光客らが押し寄せて地元住民との軋轢が生じ、目隠しの黒幕が張られるなど物議を醸している山梨県富士河口湖町の「富士山ローソン」。地元に迷惑をかけるのはもちろん問題外とはいえ、確かに一度はこの目で見てみたい…。しかし待ってほしい。あなたの暮らす地方にも「××富士」と呼ばれる山があるはずだ。

「ご覧ください!!!
 利尻富士とセイコーマートです」

富士山ローソン騒動の渦中、Xで注目を集めたのは、コンビニ「セイコーマート」の店舗と、北海道の利尻島にそびえる利尻山(別名・利尻富士)の競演。まさにあの富士山ローソンを想起させる構図で、日本百名山にも名を連ねる利尻富士の威容と澄んだ青空、セイコーマートのオレンジ色のコントラストが鮮烈な印象を放つ。

投稿したのは、北海道を中心に1189店(2024年4月末現在)を展開するセイコーマートの全店舗制覇を目指すアカウント、その名も「セイコーマート全部行く」さん(@ILOVESeicomart)。写真に写っている店舗は利尻店で、店内のイートインスペースからは海も見えるという。…富士(山)と海!!

セイコーマート全部行くさんによると、この店舗が「利尻富士が見える」ということでおなじみ…ということは「私の知る限りありません」とのこと。そもそも、富士山ローソンの問題について特に言いたいことはなく、騒動にかこつけた投稿というわけでもなかったそうだ。

とはいえ、タイミングがタイミングだけに多くの人が敏感に反応。「富士山とローソンより美しい!」「バズったら大変」「黒幕が張られませんように…」といった反響が相次いだが、そうは言ってもここは北海道の離島である。本島の稚内からもフェリーで1時間40分ほどかかるため、「来られるものなら来てみろということか」という趣旨のコメントも見られた。

この「郷土富士」と「ご当地コンビニ」の組み合わせにあらためて魅力を感じた人も少なくなく、「日本の名峰とコンビニというテーマで各地からスポットを集めたら楽しそう。四季それぞれに綺麗やろな」とコメントする人もいた。

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