【動画あり】気象予報士がおすすめ!快適に過ごす春の通勤服

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春の通勤コーディネートを日本気象協会に勤務している4人の気象予報士が紹介します。春におすすめのコートの素材や持ち歩いているアイテムなど、様々な工夫をお伝えします。


気温と服装の目安

春は天気が変わりやすく、暑かったり寒かったり、風が強い日があったり、急に雨が降ったりと、何を着ようか迷いますよね。コロコロ変わる天気でも快適におしゃれも楽しみたいという事で、日本気象協会で勤務をしている4人の気象予報士が、春の通勤コーディネートを紹介します。

紹介の前に、東京の4月の気温と風速の平年値は以下のようになっています。
平均気温 :14.3℃
日最高気温:19.4℃
日最低気温:9.8℃
平均風速 :3.2m/s

この平年値を参考に気温と服装の関係を見てみると、日中おすすめの服装は「カーディガンや長袖シャツ」になりますが、朝晩の気温が下がる時間は「コートやトレンチコート」がおすすめになってくるので、うまく組み合わせることが必要ですね。


①風が強い日を想定 安齊気象予報士のコーデ

春の風の強い日を想定したコーディネートをしてきた気象予報士の安齊さん。スカートだと風でめくれてしまうので、パンツスタイルを選ぶことが多いそうです。また春の気温に合わせて、薄手のジャケットを羽織っています。サラッと羽織れるジャケットは裏地が付いていて風を通しにくいという事で、ここにも風対策の工夫がありました。

肌寒い日のために、薄手のカーディガンも持ち歩いているそう。会社のロッカーにも同じ薄手のカーディガンを一着置いておいて、急な気温の変化にも備えているという事でした。


②朝晩ヒンヤリな日を想定 若林気象予報士のコーデ

春の朝晩は気温が低く、寒さを感じる日もありますよね。そんな日を想定したコーディネートをしてきた気象予報士の若林さん。一見、厚手に見えるグレーのコートは、裏地が付いていなく生地も薄いのでこの時期にぴったりとのこと。桜の季節なので、コートの下は気分が上がるピンク色のニットを着ています。このニットも春用の薄手の物で、更に襟元が広めに開いているデザインで、暑すぎず寒すぎず丁度良い着心地だそう。

髪が長めの若林さんは、雨や風で髪が乱れないように、さっと髪をまとめられるヘアクリップを持ち歩いているとのことです。いろいろな色や形のヘアクリップを用意して、その日の気分やコーディネートで使い分けをしているそうです。


③急に寒くなった日を想定 河合気象予報士のコーデ

春でも急に気温が下がって寒くなった日を想定したコーディネートをしてきた、気象予報士の河合さん。朝早い時間に家を出ることが多く、その時間はまだまだ寒さを感じることもあるので、スプリングコートではなく秋冬の少々厚手のトレンチコートをよく着ているそうです。コートの裾まで裏地が付いていて、ちょっと重めのものが丁度良いとのこと。河合さんはスカートスタイルが多いのですが、この重めのトレンチコートは、風でスカートがめくれてしまうのも防げるそうです。コートの下は、日中気温が高くなることを想定して、薄手のブラウスを着ています。

更に、春の強風で髪が乱れても大丈夫なように、思い切って髪をショートカットにしたそうです。これだと手ぐしで元通りになるので快適とのこと。新生活で気分を変えたい方には、おすすめできるかも知れませんね。


④帰りの時間に雨が降る日を想定 岡本気象予報士のコーデ

帰りの時間に雨が降る日を想定したコーディネートをしてきた気象予報士の岡本さん。雨や風を避けるために薄手のスプリングコートを羽織っています。コートはポリエステルの素材でできていて、水を弾いて風を通しにくい作りになっているそうです。同じく撥水や風を通しにくい素材にナイロンもあるそうなのですが、ナイロン素材のコートはスポーティーなデザインが多いらしく、綺麗目な装いが多い岡本さんは、ポリエステル素材のものを選ぶようにしているそう。コートの下は、ブルーのカーディガンに花柄のレースのスカートで春らしいコーディネートになっています。

そして岡本さんの春の必需品は「くし」。雨が降っていたり湿気が多かったりして髪が広がったりうねったりする日には、髪が若干湿っている状態で乾く前にくしを通すと、髪のうねりや広がりを軽減できるそうです。持ち運びし易い、小さめのくしがおすすめですとのことです。

気象予報士の春コーディネートの工夫、いかがでしたでしょうか?ぜひ参考にしてみてください。

動画解説:安齊 理沙、若林 菜友、河合 恵、岡本 朋子、工藤 佳奈子

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