「小6娘の卒業式の後、教室でちょっとしたお別れ会があった。
嗚呼、娘はここから見た景色を描いたんだなぁとしみじみした。」
娘さんの卒業式の日、小学校の教室から見た校庭の写真がX(旧Twitter)で話題になりました。
投稿したのは、唐木俊介さん(@s_karaqui)。写真は、小学6年生の娘さんの卒業式に参列したときのこと。式後に教室で開かれるお別れ会に参加するため、娘さんのクラスに足を運ぶと…窓の外に広がる校庭が目に飛び込んできたといいます。それは、数日前に投稿した娘さんの絵に描かれた同じ景色。手前には「日の丸」など2本の旗がはためいていました。
そんな唐木さんの思いがけない光景を目の当たりにした気持ちが伝わる投稿に、「しみじみきます」「すてき」「涙が溢れてくる」と感激のコメントが多数寄せられています。
「親が卒業した学校なら更に感慨深い」
「あの絵だ」
「娘さんと同じ景色が見れてよかったですね」
「おめでとうございます。僕まで泣けました」
「親が卒業した学校なら更に感慨深い」
「いつまでもこの景色を胸に歩んでいけるでしょう。」
多くの人たちの心に染みた投稿写真。撮影時ことや娘さんの描いた絵のことなど、唐木さんに聞きました。
卒業式の数日前に見た娘の絵 父「現実のものとなって目に飛び込んできた」
──卒業式はいつだったのですか?
「3月19日です」
──娘さんの描いた絵も「小学校3階のベランダからの眺め」と、14日に投稿されていましたね。
「はい。図工の授業で描いたものです。その絵を見たのが数日前だったのもあり、教室に入ってすぐに同じ風景だと気づきました」
──絵と同じ景色が目に飛び込んできて、どう思った?
「ここは30年前に自分が卒業した小学校でもあります。数日前に娘の絵で呼び起こされた記憶が、現実のものとなって目に飛び込んできて、懐かしさがこみ上げてきました」
──6年間という長い小学校生活。お父さんの唐木さんにとっても感慨深い卒業式だったかと思います。6年間を振り返られて、娘さんが成長したなと感じたところを教えてください。
「絵、言葉、音楽、身振り手振り、どんな手段においても、自分が伝えたいことを正確に表現できるようになったと思います」
卒業式の日、娘さんが描いた絵と同じ景色を目の当たりにした唐木さん。母校から娘さんも旅立つ日に見た光景は、きっと忘れられない素敵な“思い出”になったことでしょうね。