神戸大学生に荒らされた旅館「被害は事実」と認める 弁済される?天井に穴開け、障子破られる

伊藤 大介 伊藤 大介

神戸大学のバドミントン同好会が合宿先の旅館の天井に穴を開けたり、障子を破るなどした問題で、被害を受けた富山県の旅館がまいどなニュース編集部の取材に応じました。

富山県砺波市(となみし)の「ホテル寺尾温泉」は「被害は事実。相手方もやったことを認めている」と神戸大生から被害を受け、学生側と話し合いを行っていることを認めました。

ホテル寺尾温泉は、ライブを開催できる簡易ホールや多目的ホールを備え、機材のそろった音楽スタジオを有し、ホームページでは「当館は『周りに何もない』を活かし、音漏れなどに気兼ねなく、音楽の連取ができる宿泊施設として設備を整えております」「バンドはもちろん、広い館内や大きな広間もあるためブラスバンドなどの大人数の合宿などにも対応が可能です」と合宿などでの団体利用を呼びかけています。

神戸大学非公認のバドミントンサークル「BADBOYS」がホテル寺尾温泉を春合宿で利用し、胴上げで天井に穴を開け、障子を破って顔を出すなど迷惑行為を行った写真や動画がSNSに投稿され、物議を醸しました。神戸大学は3月19日、「本学学生による不適切行為がSNS上に掲載されており、関係者の皆様には大変ご迷惑をおかけしておりますことを深くお詫び申し上げます」「大学として厳重に対処いたします」とホームページに謝罪文を掲載しました。

ホテル寺尾温泉は被害を受けたことを認めた上で、「被害弁済について協議を行っています。詳細については明らかにできません」と回答しました。

ホテルの口コミでは「音楽合宿で利用しました」「音楽を愛する高校生には天国」「お客さんが少なく、夜中もガンガン練習出来るので音楽の練習には最適な場所でした」と音楽合宿利用者には上々の評価を得ており、「施設自体は古いですが今回はスタッフの皆様の心温まるおもてなしで最高の研修を実施することが出来ました」とスタッフのおもてなしに感謝する書き込みもありました。

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