【漫画】「あの慌ただしい日々が今はものすごく恋しい…」ベテラン保育士の親たちへのメッセージに感動「じんわり染みる」

竹中  友一(RinToris) 竹中 友一(RinToris)

「心をうたれた保育士の言葉」

仕事や育児を行いながら、日常漫画をブログやX(旧Twitter)などにアップされている月光もりあさん(@_moria_moria_)。この度、保育士の先生の言葉について紹介し、その感動の内容にたくさんの反響がありました。

現在、5歳と1歳になるふたりのお子さんを育てている月光もりあさん。今回の漫画は昨年、長女さんの担任だった先生にまつわるエピソードを描いたものです。

その先生は、若手の先生とは親子ほど歳が離れているというベテラン。保護者たちに向けて、自身の経験も踏まえたこんな話をしてくれました。

親たちはふだん、「早く着替えなさい!早く食べなさい!!」など、つい急かして子どもに強く当たってしまいがち。

若い頃の先生も同じでした。慌ただしい日々のなか、朝の準備の時などは、どうしてもそのようになってしまいます。

しかしながら、そんな日々はそう長くは続きません。子どもが成長するにつれ、手はかからなくなりますが、今度は学費がかさむようになり…そしてお金がかからなくなると、子どもたちは自立して、家を出ていってしまいます。

「なんだかとっても寂しい、あの慌ただしい日々が、凄く恋しい」

いまはそのように感じているという先生。だからこそ、いま大変な日々を送っている親たちに願います。

「少しでも(子どもに)優しく接してあげてください。今を大事にしてください」

そして最後に、先生はこのように締めくくりました。

「私はその慌ただしい日々を、今ここでまた味わうことができて幸せです」

親として先輩であり、現在も保育士として子どもたちと楽しい日々を送る――そんな先生について、月光もりあさんは「優勝でした」と独自の言い回しで表現しています。

保育士の思いのこもったメッセージについて紹介したエピソード。この漫画が紹介されたXのリプ欄にもたくさんの感動の声が寄せられました。

「心打たれました 子育て、大切な時間ですね」
「素晴らしい保育士さんのお言葉、じんわり染み渡る漫画でした。当時は本当に大変でしたが、確かに今は凄く寂しいです」
「時折り妻と同じ話をしています。『戻りたくっても帰ってこない時間だから、今のうち堪能しておかなきゃね。めっちゃめんどくさいけど笑笑』なんて」
「うちの園長先生も似たようなこと言ってたなぁ。私は子育てが終わってしまったので、まだまだこれから楽しみがいっぱいな皆さんが羨ましいですって」
「先日、子供を連れて実家に遊びに行ったときに母が『また家に灯りが灯ったみたい』という言葉とリンクして少しウルッときました」
「私もそうなるのかなぁ、今はただただ慌ただしい」

月光もりあさんに聞きました。

――保育士の話を聞いて、どのように感じましたか?

月光もりあさん:めちゃくちゃ感動しましたし、本当に当たりだ!!!!!と思いました。 

――長女さんの担任の先生だったとのことですが。

月光もりあさん:前からイベントなどで見ていて、園でいちばん明るい先生だったので、担任はあの先生がいいなと思ってました。そしたら中身も最高で優勝でした。

――良い先生に巡り合えたのは幸運ですね。そんな先生のお話を聞いて、自身の思いなどに変化は?

月光もりあさん:きったねぇ我が家をみたり、バタバタしても、今だけなんだよなと思うようになりました。

  ◇  ◇

漫画制作について、自身を“素人”だと語る月光もりあさん。しかし、父親の目線からみた家族や子育てにまつわる漫画を日々制作・公開、XとInstagramのフォロワー数はそれぞれ3万人以上、23万人以上という人気です。ライブドアブログの公式ブロガーとして、『おれのあたまのなか』も運営されています。

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