「電話相手のミス(?)なんだけど
私『お名前お伺いしてもいいですか?』
客『キムラ(仮名)です』
私『漢字までお伺いできますか?』
客『樹木希林のき』
私『樹木希林のき』
前に座ってた同期が崩れ落ちてた」
「う た」さん(@uta_ms_26_0908)が紹介する職場での爆笑エピソードが、X(旧Twitter)で話題となりました。
電話対応中だった「う た」さん。電話相手のキムラさん(仮名)に、名前の漢字の書き方を尋ねたところ、返ってきた答えが「樹木希林の“き”」だったといいます。
樹木希林さんといえば、往年の名俳優として名高い方。生前の前向きで自分らしい生き様も相まって、今もなおたくさんの人たちに愛されています。有名な方なので、例に出されても、おかしくはありません。
…ただ、問題はその名前の読み方と書き方。
「樹(き)木(き)希(き)林(りん)」
なんと、“き”という読み方が3回も出てきて、しかもそれぞれに違う漢字があてがわれているのです。まさに、「どの“き”だよ!」とツッコミたくなる状況。
たまたま話を聞いていた「う た」さんの同期も、崩れ落ちるほど笑ってしまったとか。さらには「う た」さん自身も…。
「(電話相手にの言葉に)最初はわけが分からず復唱してしまったのですが、同期が崩れ落ちたため私も笑ってしまい、呼吸困難になりながら電話を終わらせることだけを考えておりました」(う たさん)
と、大変な目に遭ってしまいました。
ちなみに、後に漢字は“樹”であると判明したとのことです。
「いやwww無理すぎるwww」
「なんでその名前を例に出したんだ」
「いや!樹木のジュやろ!」
「絶対笑わせにきてますねw」
「似たようなので、『親孝行のこう』っていうの聞いたことある」
「友人の木村君に聞いたことあるけど、『木村拓哉の木村です』と言えば結構通じるけど、自己喪失感が出て嫌らしいw」
リプ欄も、爆笑とツッコミのオンパレードとなりました。
「う た」さんに詳しく話を聞きました。
――いつ頃の話ですか?
2017年頃でした。
――どのような仕事をされていたのですか?
警備会社で、電話対応を含む事務全般の仕事をしていました。具体的な話の内容は失念してしまったのですが、荷物か書類の送り先を確認する際に起こった出来事だったと思います。
――近くにいた同期の反応は?
電話後、同期は「う たが『樹木希林の“き”』って言い出したから、狂ったのかと思った」と話していました。
――ご自身も笑ってしまって電話を続けることも難しい状況になってしまったようですが、漢字についてはきちんと確認できたのでしょうか?
笑ってしまい聞き返すことができなかったため、書類はカタカナでお送りしました。返送時「樹」であることが判明した感じです。
――他に仕事中の電話内容で印象に残っているエピソードがあれば教えてください。
仕事柄、電話を取ることが多かったのですが、お急ぎのお客様が私の苗字(少し珍しい)を聞いて、「あん!?エビチリ!?」とおっしゃったときは笑いが止まりませんでした。何度説明しても伝わらなかったため適当に終わらせてしまいましたが、笑いを堪えながら電話を終わらせるのは大変でした。
◇ ◇
職場において、電話対応は当たり前の風景です。しかし、そんな電話の場面においても、時には思わず笑い転げてしまうような状況に陥ってしまうこともあるのですね。
「う た」さんの今回の投稿は、この2月半ばからXなどのSNSでトレンドになっている「事務ミス選手権」という投稿のなかの一つ。
職場での“ヤバい”エピソードを「#事務ミス選手権」というハッシュタグをつけて投稿するというもので、さまざまな爆笑エピソードが紹介され、注目を集めています。
「う た」さんのエピソードも、18万のいいねがつく人気となり、リプ欄には「まさに、事務ミス選手権にふさわしい一幕ですね」と称賛する声も寄せられました。
■う たさんのX(旧Twitter)はこちら
→https://twitter.com/uta_ms_26_0908