「疲れてて、でもコンビニとかスーパーの弁当の気分じゃないとき（がみんなにもあるかわかりませんが）で、なんか具材を買ってする最低限の自炊をやる場合、どんな料理をしますか？みんなのミニマム自炊を教えてほしい」
yucchosanさん（@yucchosan）がX（旧Twitter）で問いかけた投稿が1415万件以上表示され話題に。疲れた体にしみわたりそうな「ミニマム自炊」レシピがコメント欄に続々と届きました。
yucchosanさんご自身のミニマム自炊は、「冬はなんか肉ひとつと野菜ふたつくらいのミニマム鍋、それ以外はだいたいそうめんか米があればなんかの肉と葱を焼いて塩胡椒（気分によって醤油とかスパイスをいれる）てかんじ」だそう。
さまざまな時短メニュー（2ページめ参照）が寄せられた上、yucchosanさんは「ミニマム自炊」と題してスペース（X上でのリアルタイムでの会話機能）を開催し、大いに盛り上がったよう。
たくさん寄せられたレシピを「いたわり系（雑炊、うどん、茶漬け、味噌汁）、レンジ系（野菜、肉をレンジで蒸してポン酢など）、パワー系（豚キムチ、焼肉など）」と分類し、「調理の面（火、包丁を使わない、洗い物少ない）と栄養や味の面（たんぱく質、出汁のホッとする味がほしい）の２つの切り口があっておもしろいです」と投稿されています。
普段は東南アジアや南アジア、中華圏の食文化がお好きで、そういった食のポストなどが並ぶyucchosanさんにお話を聞いてみました。
体調不良から「ミニマム自炊」レシピをリクエスト
――この「ミニマム自炊」を募集された時はかなりお疲れに？
はい、体調不良でしっかり自炊する元気がなく、ただコンビニの弁当や外食は味が強い（濃い）ので優しいものを食べたいという気持ちがあり、楽に作れるものがあればいいなと思い皆さんに聞いてみました。
――yucchosanさんにとっての「ミニマム自炊」とはどんなイメージで？
「ミニマム鍋」や「そうめんor米＋肉とネギ塩胡椒の二品」と挙げましたが、やはり鍋とかそうめんが多いです。
皆さんのコメントをみて意外とパワー系（豚キムチとか）が挙げられているなと思いつつ、自分は疲れているときは優しい物が食べたい人なんだと自覚しました。
――yucchosanさんの普段の投稿からは東南アジアや南アジア、中華圏の食文化がお好きであるとお見受けしました。こういった国の料理は香辛料や具材も特殊なものもあり調理法も複雑そうですよね。
はい、普段は趣味でけっこう本格的に東南アジアやインドの料理を作るので、よりミニマム自炊とのラインがあるというか…。ただ材料さえあればスパイスカレーなんかはかなり楽にできるので、そういうものを作るときもあります。
――なるほど、だからこその「ミニマム自炊」レシピ募集だったのですね。本当にたくさんの反響が届いてますが、気になった料理は？
興味を惹かれたのは豆腐ご飯です。レンチンしたご飯に豆腐を潰してかけてポン酢で食べるという方が何人かいて、やったことがなかったので面白いと思いました。「ポン酢を食べるための料理」という感じもしますが、疲れているときにポン酢が欲しくなるの、すごくわかるので。
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疲れているとホッとする味も欲しいですが、キュッと酸っぱいものを欲する感じもわかる気がします。ミニマム料理として集まってきたレシピは、みなさん火を使ったり刻んだりと少しの手間を惜しまず調理しているのがスゴイです。ちょっと良いお塩やお醤油などの調味料を使ってご馳走感をUPさせていて、食が日々の活力につながることが伝わってきます。〇〇の素やうどんスープ、めんつゆ、パスタソース、缶詰系など味の決まっているものを活用したレシピが多かったのも手軽で調理しやすそうですね。たくさん集まっていたレシピを次ページにてご紹介します。分量などにこだわらず、好みでサッとできそうですよ。
■yucchosanX（旧Twitter） https://twitter.com/yucchosan
