東京メトロ丸ノ内線で「借りて住みたい街」が多い人気の駅はどこなのでしょうか。株式会社LIFULL（東京都千代田区）が運営する不動産・住宅情報サービス『LIFULL HOME'S』がこのほど発表した「賃貸物件の問合せが多い鉄道路線ランキング（首都圏・地下鉄編）」によると、同路線の借りて住みたい街1位は「池袋駅」（平均家賃：13万8481円）でした。
調査は、2023年1月～12月の期間に、同サービスに掲載された首都圏（東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県）の賃貸物件のうち、実際の問合せ数から選ばれた「借りて住みたい街ランキング」（TOP200内）の駅を路線別に集計しランキング化したといいます。なお、平均家賃は問合せのあった賃貸物件（1LDK）の中央値を40平米あたりに換算しています。
首都圏・地下鉄における「賃貸物件の問合せが多い鉄道路線ランキング」をまとめたところ、1位「東京メトロ東西線（中野～西船橋）」（TOP200内ランクイン数：12駅）、2位「都営大江戸線（新宿西口～光が丘）」（同11駅）となっており、「東京メトロ丸ノ内線（池袋駅～荻窪／方南町）」（同8駅）は3位でした。
以下、4位「東京メトロ日比谷線（北千住～中目黒）」（同7駅）、同率5位「都営浅草線（西馬込～押上）」「東京メトロ半蔵門線（渋谷～押上）」「東京メトロ副都心線（和光市～渋谷）」（いずれも同6駅）と並びます。
賃貸物件の問合せが多い首都圏・地下鉄路線3位となった「東京メトロ丸ノ内線」について、問合せが多い人気の駅をまとめたところ、1位になったのは、同社が発表した「借りて住みたい街ランキング首都圏版」で12位だった「池袋」（平均家賃：13万8481円）でした。
東京都豊島区の「池袋」から杉並区の「荻窪」までと、中野区の「中野坂上」から杉並区の「方南町」までを結ぶ同駅は、丸ノ内線の始発駅。東京メトロ副都心線や有楽町線、1日に45万人以上が利用するJRや私鉄が利用できる都内屈指のターミナル駅です。百貨店や家電量販店、商業施設が集積し、生活利便性も高く、コロナ禍前までは「住みたい街ランキング」で永らく首位をキープしていました。
続く2位には「荻窪」（借りて住みたい街ランキング首都圏版22位／同12万9222円）がランクイン。丸の内線の始発駅で、東京メトロ東西線やJR中央線、JR総武線の複数利用が可能です。
そのほか、3位「中野坂上」（同83位／同13万7522円）、4位「新高円寺」（同113位／同11万5771円）と続き、5位には「新宿」まで最短5分、複数のバス路線やJR「中野」も徒歩圏内にあり、交通の利便性を重要視する人におすすめの「新中野」（同132位／同13万2990円）がランクインする結果となりました。
