生け花…!?青空を背景に「肉球を生き生きと表現した傑作」と話題に「犬神家じゃなくて猫神家ですね」

山本 明 山本 明

 冬の青空を背景に、窓辺で仰向けになり足を天に向かって高くのばす黒猫さんの写真が「X」で話題を呼んでいます。

  画像を投稿したのは「りっこ」(@RIRI722883)さん(以下、飼い主さん)のアカウントです。話題になった猫さんのお名まえは「殿」くんといい、約3年前の夏に野良猫の保護活動をしている方からお家にお迎えされた黒猫さんです。その後、殿くんは「まさこ」ちゃんという、一年ちょっと前にお家にやってきた保護猫の女の子の「お兄ちゃん」になりました。ちなみにまさこちゃんも黒猫さんです。

「ねっ...猫花」
「今にも芽を吹き出しそうな肉球を生き生きと表現した傑作!」
「犬神家じゃなくて猫神家」
「スケキヨ感よりも芸術的な方が勝ってますね」

 のびやかな殿くんの姿に想像力を刺激された人たちから様々なコメントが届いています。窓辺の愛猫を撮影した時のことを飼い主さんにお聞きしました。

「天気の良い日限定」

――殿くんはどこでくつろいでいるのですか。

出窓に猫用の爪研兼、ベッドを置いています。天気の良い日はここが一番日当たりが良く殿のお気に入りの場所です。

――お気に入りの場所で、機嫌よく逆さまになっている、と?

逆さまになっているというか、仰向けになって毛繕いをしながら、ウトウト寛いでいるところと言った方がいいかもしれません。この日特別に殿にとって良い事は無いと思うのですが、とにかく天気の良い日限定であの様な事になります(笑)。

――この姿を見た時の感想は。

私はこの出窓の真下が定位置で寛(くつろ)ぎスペースなのですが、ある時、上を見上げると殿がまるで生花のように気持ち良さげに手足を伸ばして静止してたのを見て笑いが止まらず、『あっ!写真写真』と、慌ててカメラにおさめました。

――この後はどうなりましたか?

この後は、しばらくいろんなパターンの生花を披露し、そのまま眠りにつかれました。

「性格には申し分の無い完璧な猫」

 飼い主さんは「殿は温厚で優しくて性格には申し分の無い完璧な猫です。一年前に女の子の黒猫まさこを迎えたのですが、人慣れしておらず、ビビりまくっていたところを殿がいろいろと教育して、この家のルール的なものを教えてくれた様に思います。普段はまさこを見守っている優しいお兄ちゃんですが、たまに、嫉妬して(優しく)猫パンチをしているのを目撃します」とふだんの殿くんの様子について話しています。

「大切な家族」

 また飼い主さんは「殿が家族になって3年6ヶ月経ちました。わたしは殿が居なかったら生きていけません(わりと本気でそう思っています)」といい、さらに「仕事先で嫌な事があっても、家に帰ってこの子達を見ると一瞬で癒やされます。空気のような、水のような…とにかく、わたしにとって無くてはならない存在です。どのご家庭もそうだと思いますが、殿とまさこは大切な家族です」と愛猫たちへの思いを語っています。

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