2024.01.13(Sat)

18個のポケットに、3つのバッグインバッグ…超多機能な上に強くてカッコいい “進化系”リュックに熱い期待　災害時にもおすすめ

いま、注目を集めているリュックがある。粉塵にも強く、18個の収納と7つの機能を搭載した見た目もカッコいい「KLON FULL FUNCTION　BACKPACK」がそれ。ビジネスシーンだけでなく、赤ちゃんのいる女性にも使いやすく、地震などの災害時にもおすすめできるとあって、クラウドファンディングに登場するや、超話題になっている。開発した株式会社「タイタン・アート」の米原太一社長に話を聞いた。

デザイン会社が手がける自社ブランド「KLON」

米原太一社長率いる株式会社「タイタン・アート」は2006年創立のグラフィックデザイン制作会社。2017年にはファッションブランド「KLON（クローン）」を立ち上げ、実店舗は大阪や東京などにある。

ブランドの「KLON」は黒と白のモノトーンを基調とし、シンプルでありながらもどこかアーティスティックな要素を持つデザインが特徴だ。展開する商品はそんな世界観を表現したバッグや時計など。SNSで話題になり、10代、20代を中心に人気を博している。

「もっと多くの世代にKLONの魅力を知ってほしい」と米原社長がクラウドファンディング「Makuake」で打ち出したのが今回のハイブリッドなリュック「KLON　FULL FUNCTION　BACKPACK」だ。

災害時にも役立つ超多機能

米原社長がこだわったのは機能性だけでなく「見た目」も重視。実際に社内にいるスタッフ30人にもアンケートを取り、意見を集約した。社長自身、大阪芸術大学美術学科で彫刻や塑像を学んだ経歴があり「フォルムへのこだわりは人一倍」と語る。

実際、どの角度から見てもスタイリッシュでモードなデザインが特徴。撥水効果も高く、サッと拭くだけで簡単に手入れができるのはうれしい。また、マットな素材を採用することでオシャレ感も増している。

年明け早々、能登半島地震が発生するなど近年、地震など自然災害が多いことにも配慮し、底面のポケットには防塵、防汚カバーが入っていて、雨や雪、粉塵などにも対応できるようになっているのも見逃せない。また、型くずれしにくいデザインも注目だし、背面クッションがストレスフリーになっているところも要マークだ。

気になる収納だが、出張などに必要な着替えから、かさばりやすい充電ケーブル、ノートパソコン、傘・メガネ・名刺ケースなどといった小物類まで全部収納できる工夫がなされている。そのためビジネスマンのみならず「オムツや哺乳瓶など赤ちゃん用品を持ち歩くのにも便利」とママ世代からも注目されている。

さらに専用バッグインバッグとしてマルチポーチ3つを標準装備。なので、衣類や小物など細かく収納できる上に、マルチポーチにはそれぞれ持ち手やショルダーストラップが付いており、ポーチだけの移動、外出も可能となっている。

設計は、グッドデザイン賞受賞歴のあるクリエイターが細部までこだわって作っているとか。ちなみに、リュックの容量は15.12Lとなっている。

用途別18個の収納ポケットは使い勝手も上々

今回のリュックの大きな特徴はムダをなくし、使う人の身になって考えられた18の収納ポケットにある。外側デザインに隠された「シークレット・ポケット」を5つも装備。スマートフォンやハンカチ、名刺ケースなど必需品をすぐに取り出せるのが魅力だ。

「チェスト・ポケット」はショルダー部分に収納ポケットがあり、自転車に乗る時などにチェストベルトを取り出してリュックの固定ができて便利。「背面ポケット」にもひと工夫し、底面のファスナーを開けると背面のポケットからキャリーバックの取っ手を入れることが可能。底面のファスナーを閉めると背面部分がポケットとして利用できるようになっているので、寒い時期はカイロを入れたり、暑い時期は保冷剤を入れたりと便利。この他、ノートパソコンを入れるポケットやペットボトルにもぴったりのポケットなど用途別のポケットが多数ついていて、使い勝手がいいのもうれしい。