”若者の車離れ”とは「自分のこと」…新成人の3割が実感 「車を所有する経済的な余裕がない」は半数超に

まいどなニュース情報部 まいどなニュース情報部

よく「若者の車離れ」といわれますが、新成人のみなさんは、実際にどのような意識を持っているのでしょうか。2003年4月2日~2004年4月1日生まれの全国の男女1000人(男女各500人)に調査をしたところ、「若者の車離れ」について「自身にあてはまる」と答えた人は約3割となりました。また、約半数の人が「車を所有する経済的な余裕がない」と回答したそうです。

ソニー損害保険株式会社(東京都大田区)が、「2024年 20歳のカーライフ意識調査」と題して、2023年11月にインターネットで実施した調査です。

調査によると、「普通自動車運転免許を持っている」(オートマ限定42.9%・マニュアル13.3%)と答えた人は56.2%。さらに、「現在、教習所へ通っている」(オートマ限定5.3%・マニュアル0.9%)、「時期は決まっていないが、取得予定」(22.4%)を合わせると、「運転免許取得予定」の人は28.6%となりました。

「持っている免許の種類」を男女別にみると、女性では「普通自動車免許(オートマ限定)」が50.0%で、男性の35.8%と比べて14.2pt高くなりました。一方、男性では「普通自動車免許(マニュアル)」が20.8%で、女性の5.8%と比べて15.0pt高くなっています。また、「運転免許保有率」を居住地・男女別にみると、女性では「都市部(※)」(34.6%)と「地方」(61.8%)の間に27.2ptの差がみられました。

なお、「運転免許保有率」を年過去の調査結果と比較すると、2023年の61.2%から2024年では56.2%と5.0pt下降しています。
(※)市・区における人口ランキングの上位都市である、北海道札幌市、東京都23区、神奈川県横浜市、愛知県名古屋市、京都府京都市、大阪府大阪市、兵庫県神戸市、福岡県福岡市を「都市部」とし、それ以外を「地方」としています。

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