「中の人『あなたが落としたのは普通サイズのコロッケ蕎麦ですか?それともインフィニティコロッケ蕎麦ですか?』」というひと言とともに「名代富士そば【公式】」アカウント(@fujisobar)が「X」(旧Twitter)に投稿した写真が注目を集めました。
「コロッケそば」における「コロッケ」は本来「脇役」であるはすですが…投稿写真に写った「インフィニティコロッケ」は丼から大きくはみ出し、「主役」である「そば」をはるかに超える強烈な存在感を放っています!
「名代富士そば」は創業1972年の立ち食いそばチェーン。以前も店名の「名代」を「なだい」ではなく「みょうだい」と呼ぶ人が多いことを告げる投稿が「X」で話題になるなど、これまでもユニークな投稿内容がたびたび反響を呼んできました。
「もはやコロッケがメインに見える」
「インフィニティー!トッピングしたーーーい」
「ネーミングセンスよ!」
今回の投稿には、その大きさに圧倒された人たちからさまざまな声が届いています。「名代富士そば【公式】」アカウントの「中の人」はリプ欄で「インフィニティコロッケそば」は「先日作った試作品になります」と説明していますが、こんなにも大きな「コロッケ」を完食するのはなかなか困難な気もします。
この「試作品」が実店舗で売られる日は来るのか、同社公式アカウントの「中の人」である広報担当者にお聞きしました。
「イベントや企画であれば、販売しても良いと考えている」
――「インフィニティコロッケそば」を試作したきっかけを教えてください。
名代富士そばでは「コロッケそば」の認知を広める活動をしており、「#コロッケそばを広めようの会」として、SNSに画像などを投稿しています。「コロッケそば」を関東の立ち食いそば店の名物化するのが活動の目的です。
その活動の一つとして「大きいコロッケ」企画があり、「300gのコロッケそば」を試作しました。今回話題になった「インフィニィコロッケ」に関しては、300gのコロッケそばの再現企画で日刊スポーツさんに試食をしてもらった時の画像です。
――この「試作品」は今冬、発売することになりそうですか?
イベントや企画であれば、販売しても良いと考えています。コロッケそばを広める目的でインフィニティコロッケそばを作りましたが、この商品を食べると、その大きさで飽きが来てしまいます。
――実店舗で提供するのは難しいかもしれない、と。
「しばらく、コロッケそばは食べたくない」、「明日は、違うものを食べに行こう(富士そばに来店したくない)」そんな、気持ちになる方が多いと懸念しています。きっと、同じ気持ちになる方が多いはずです。
――ともあれ、ご投稿が大きく拡散しました。リプライ数は650を超えています。反響への感想はいかがですか?
まいどお騒がせをして「まいどなニュース」さんに取り上げていただけることは大変に光栄でございます。フォロワー様と楽しい交信が出来ることが何よりも嬉しく、幸せを感じています。真面目な発信は責任重大なので、正直なところ避けております。今後も気楽に接してください♪
過去には「焼いも蕎麦」などのユニークすぎる試作品も投稿
また、今回話題になった「インフィニティコロッケ蕎麦」だけでなく、「名代富士そば」公式アカウントはこれまでも「総重量3.3kg」の「コロッケそば」の画像も「X」に投稿しているほか、「シナモントースト」や「たい焼き」、そして「焼いも」などのユニークなトッピングをそばに載せた「試作品」を同アカウントに投稿しています。