「ここはもしや!?」気づいてしまった猫の行動に爆笑 「静かに、フェードアウト」「巻き戻しのよう」「みなかったことにするにゃ」

渡辺 晴子 渡辺 晴子

「結石検査のため久しぶりにバロンを病院に連れていきました 病院に気づいた瞬間ゆっくりとバッグへ戻っていく姿が可愛すぎました」

こんなコメントとともに、車内で撮影した猫ちゃんの動画をInstagramに投稿した飼い主のバロニャンさん(@baronyan2021)。動画には、動物病院に連れて行かれることに気付き、スローモーションでキャリーバッグの中に戻っていく猫ちゃんの姿が映し出されています。そんなふうに感づいてしまった猫ちゃんの行動がかわいすぎて、思わず笑っちゃう人たちや気持ちを代弁する人たちが続出。たくさんのコメントが寄せられています。

「あ…、あの、僕…、ちょっと用事を思い出したんで…、あの、失礼しま〜す…」

「静かに、フェードアウト、、、かわいい、、、」
「出たら 危険地帯!!」
「あ…、あの、僕…、ちょっと用事を思い出したんで…、あの、失礼しま〜す…。」
「みなかったことに…するにゃ…」
「賢そうな顔してるなぁって思ったら、賢かった」
「『あ、これは……ここは……』そこから巻き戻しのようにバッグに吸い込まれていきましたね(笑)」

多くの人たちをくぎ付けにした猫ちゃん。バッグの中に戻っていきましたが…この後、どうなった? 飼い主さんに聞いてみました。

病院の順番待ちのため車内で待機中…キャリーバッグから上半身だけ出して外を確認した猫

――静かにバッグの中に戻っていく猫ちゃんのお名前は。

「バロンくんといいます。年は2歳5カ月の男の子です。ジブリ映画『猫の恩返し』に登場する猫の名前から名付けました」

――この日、バロンくんは結石検査だったとのこと。撮影時は何をしてた?

「この時は既に動物病院に着いて数分が経過しており、順番待ちのため車で待機している状態でした。着いた時はキャリーの中でおとなしくしてくれていたのですが、次第にバロンがキャリーから出たがるようになり『開けろー!!』とせがんできたのでチャックを開けたんです」

――チャックを開けると…。

「バロンは、キャリーから上半身だけ出して動物病院の外観を数秒見ていました」

――そして、ここは動物病院だと感づいた?

「今までにも何度かバロンをキャリーに入れて動物病院に通っているので、車に乗っている時点で『これはまさか…』と何か察していたんだとは思います。さらに、上半身だけ出して確かめてみると、見覚えのある外観を見て『やっぱりここは動物病院だ!!』と確信し怖くてキャリーに戻ったんだと思います(笑)」

――バロンくんがバッグの中に戻っていく様子を見て、どう思った?

「キャリーに戻っていく時にこちらを見ながら何か訴えるような姿に『バロンのためだから頑張って』と心を鬼して見守りました…」

バッグの中に戻った猫 無事に検査を受けられた?

――動画の後、バロンくんは無事に結石検査を受けられたのでしょうか。

「はい。診察室に入ったら借りてきた猫のようにおとなしくなりすんなりと診察台に乗せて、無事検査を受けることができました」

――今回のようにバッグの中に戻っていくバロンくんを見たのは…。

「不安な気持ちから車の中でニャーニャー鳴いたり車の中をウロウロしたりすることはありましたが…あんなにゆっくりとキャリーに戻っていく姿は初めて見ました(笑)」

――”かわいい抵抗”を披露してくれたバロンくん。普段はどんな猫ちゃん?

「子猫のときから変わらないのですが、とにかく甘えん坊でおしゃべりなので分かりやすい子です。私の後ろを付いてきてトイレまで入って来ようとしたり、仕事から帰って来るとすぐに足にスリスリしてきます。『遊んで〜』や『お外見たいから窓開けて〜』などの主張もしっかりしてくれるのでありがたいです。最近は、YouTubeの猫じゃらしやネズミのおもちゃが出てくる動画をテレビで見るのにハマっています。飼い主としてはテレビ番組が見れなくなるので辛いところですが…(苦笑)」

――またバロンくんは元保護猫とのこと。

「民家の給湯器の下にいたところを保護されたらしいです。それから縁あって長崎県の川棚町にある『保護猫カフェかわたにゃんず』からトライアル期間を経て正式譲渡となり、おうちにお迎えしました」

キャリーバッグの中に戻っていくかわいい様子で話題を集めたバロンくん。今後も、多くの人たちをキュンキュンさせるかわいい姿を見せてくださいね!

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