楽しみにしていたデート。もし相手に遅刻されたら、みなさんなら何分まで待てますか。現在、彼氏・彼女、配偶者がいる全国の男女424人(男性197人/女性227人)に聞いたところ、大多数の人が「30分未満の遅刻は許容範囲」と考えていることが分かりました。また、相手が遅刻した際の対応については、男女ともに「相手のことを心配する」が最も多くなったそうです。
株式会社ネクストレベル(神奈川県横浜市)が運営する『マッチングアプリ大学』が、2023年9月~10月の期間にインターネットで実施した調査です。
はじめに、「デートでの遅刻は何分まで待てますか」と聞いたところ、「5分未満」では100.0%、「10分未満」は98.8%、「30分未満」は90.5%と、9割以上が「待てる」と答えたのに対して、「1時間未満」になると待てる人が54.9%まで激減しており、デートでの遅刻は「30分未満」が遅刻を許せるボーダーラインであることが明らかとなりました。
男性回答者からは、「急な対応や電車の遅延等起きる場合があるし、一報くれれば待てる」(20代男性)、「本屋に行けば、2時間くらい余裕で過ごせる」(20代男性)といった声が寄せられた一方、女性回答者からは、「5分程度なら自分もしてしまうけど、10分以上時間を奪われるのは嫌」(10代女性)、「デートは待つ時間も結構好きだったりする」(50代女性)、「1時間以上はデートを楽しめないと思う」(30代女性)などの意見が寄せられました。
続けて、「相手がデートに遅刻したときの対応」を教えてもらったところ、男女いずれも「相手を心配する」(男性45.7%・女性34.4%)、「ムッとしているが我慢して表に出さない」(男性23.4%・女性25.1%)、「遅れても来てくれたことに感謝する」(男性13.7%・女性13.2%)といった回答が上位に並びました。
ちなみに、男女で差が出たのは「怒りながら理由を問いただす」(男性4.1%・女性12.3%)と「謝らせる」(男性0.5%・女性4.8%)などの回答で女性のほうが多い結果となっています。
男性回答者からは、「責めるとその後の楽しい時間が台無しになるので我慢」(40代男性)、「喧嘩になるのがめんどくさい」(30代男性)などの声が寄せられました。
一方、女性回答者からは、「遅刻をするということは、相手にとって私はその程度の相手と思われていると感じる」(30代女性)、「自分から謝ってほしい」(40代女性)といった意見が寄せられ、自分への対応を測ったりする傾向があることがうかがえました。
反対に、「自分が遅刻した際、相手に取って欲しい対応」についても同様に聞いたところ、男女いずれも「”何かあった?”と心配してほしい」(男性48.7%・女性46.3%)が最多となったほか、次点には「”気にしないでいいよ”と気遣ってほしい」(男性17.8%・女性35.7%)が挙げられました。
回答者からは、「心配されると心がほぐれて、楽しく過ごせるから」(30代男性)、「これからデートなので空気を悪くしないようにそこで終わらせて欲しいと思うから」(30代男性)、「サラッとかわされると”君がいなくても別に平気”と思っているような気がする」(30代女性)、「”気にしないでいいよ”と気遣ってくれたら、寛容な人だなと惚れ直す」(40代女性)などの意見が寄せられおり、遅刻した相手を心配しつつ、相手を責めない心遣いが大切であることがうかがえました。
最後に、「デートの遅刻理由として許せるもの」を複数回答可で答えてもらったところ、「電車の遅延・道の渋滞」(90.8%)、「急な用事」(81.4%)、「体調不良」(78.1%)などが上位に挙げられ、「予期せぬ事態」を許せる人が大多数となりました。
その一方で、「友達との遊び」ではわずか7.8%と低くなっていることについて、回答者からは、「尊重されていないようで一番許せない」(30代女性)、「自分との予定を無視して他者を優先したということなので許せない」(50代男性)といった意見が寄せられていることから、自分への優先度が低いことが許せない理由となっていることがうかがえる結果になりました。
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【調査概要】
調査方法:インターネットアンケート
調査対象:現在、彼氏・彼女、配偶者がいる男女
アンケート母数:男性197名・女性227名【合計424名】
実施日:2023年9月29日~10月10日
調査実施主体:マッチングアプリ大学(https://jsbs2012.jp/)
調査会社:株式会社ネクストレベル