家具、インテリア用品大手ニトリの「ハーフツリー」が注目を集めています。省スペースのため、大胆にもクリスマスツリーを縦半分にしてしまったというアイデア商品。実は発売自体は2022年なのですが、ここ数日、SNS投稿などを機に再び「これはすごい」と大きな盛り上がりを見せているのです。1年越しの反響について、ニトリの担当者に聞きました。
ハーフツリーは昨年のクリスマスシーズンを見据えて登場。従来のクリスマスツリーを文字通り「半分」にしたアイテムで、壁にぴったりつけると部屋をより広く使うことができるのが最大の特長です。しかも正面から見れば普通のクリスマスツリーと変わらないという優れもの。SNSなどでは「クリスマスツリーの後ろ側って確かにいらないね」「素晴らしい合理化」「目のつけどころが『お、ねだん以上。』」「部屋の隅っこに配置することが多いので、むしろ4分の1でもいい」など、あらためて驚きと賞賛の声が飛び交っています。
ニトリの担当者に聞きました。
—1年前に売り出した時の反響はどうだったのでしょうか
「場所をとらない、玄関に置けて見映えが良い、半分には見えないボリューム感がある、2本目として購入した…など、『買って良かった』というお声を数多くいただいております」
—ここ数日で注目度がまた急上昇していることについては
「ハーフツリーは『ツリーを置く場所がない』『置き場所に困る』など、お客様から寄せられるスペースの問題を解決したいという強い思いで開発いたしました。こちらの開発意図と反響が合致しており、ありがたく受け止め、大変感謝しております」
—実際に売れ行きが上昇するというようなことにはつながっていますか
「はい、多くのお客様が受け入れてくださり、売れ行きも好調です」
—あらためて企画、開発の狙いやターゲット、商品の特長について聞かせてください
「スペースの問題で置けなかった場所や、今まで置かなかった場所にも設置していただくことで、クリスマスデコレーションを楽しんでいただきたいという狙いがありました。ぜひ、ハーフツリーを設置して、多くのお客様におうちでクリスマスを楽しんでいただきたいです」
値段を見ると、ハーフツリーだからといって通常のツリーの「半額」というわけではないようですが(当たり前です)、気になる人はチェックしてみてください。サイズは120cm/150cm/180cmの3種で、グリーンとスノーの2タイプがあります。