席譲る男性に「まだ私は若い!」と断る高齢女性→その返しに「全てがイケメンすぎて脱帽」「顔も見てないけど惚れた」

福尾 こずえ 福尾 こずえ

「久しぶりに電車に乗ったら、イケメンがお婆ちゃんに「どうぞ」って席譲ってていい光景だなと思って見てたんだけど「あたしゃまだ若いんじゃ」ってお婆ちゃんがまさかのお断りした。「レディーファーストですから」って切り返したら頬を赤らめてスッと席に座ったお婆ちゃんが急に10歳若返って見えた」 

ニンゲンが大好きでよく人間観察をしているといううらりん。 (@urarin_acc、以下うらりん。)さんが、電車内で見聞きしたエピソードを投稿すると、男性の思いやりにあふれた行動と華麗な切り返しに絶賛の声が続出しました。

「返しまでイケメン」
「イケメンもお婆ちゃまも素敵ですね😊」
「ウィットに富んで中身もイケメンですね✨」
「全てがイケメンすぎて脱帽」
「コミュ力ってこういうことか。」
「顔も見てないけど、惚れました😍」と1.7万人が称賛! 

「席を譲ろうとすると、「まだ若い…」とか、「ひざが痛いから座れない」と言われてから、近くにお年寄りがいると、黙って立つようようにしてます」

「自分は年寄り扱いしたら嫌かもしれないと思って黙って立つしか出来ないコミュ障」と、お年寄りに声をかけられないという人も多いことが判明しました。 

その後うらりん。さんは「こんなイケメンが世の中に沢山いてくれたら、人生100年時代と言われるこの世の中が確実に救われる。女性はいくつになっても女でいたい、そんな気持ちをいつまでも持ち続けてるおばぁちゃんが素敵で、私もそうなりたい。」と投稿。「たしかにトキメキはだいじ」「女心を忘れないおばあちゃんも素敵」と共感の声を集めていました。 

このイケメンくんとおばあさまのエピソードについて、うらりん。さんに詳しく話を聞きました。 

――この男性は、どのような雰囲気でしたか?

「おそらく大学生で、年齢は20歳前後ではないかと思います。私の偏見かもしれませんが、今の若い世代は口数が少ないというか、あまり感情を表に出さなかったりするイメージがあったのですが(私の21歳の息子も同様です)、このイケメンくんは正に真逆な感じの、いわゆる「陽キャ」で容姿からしても明るい感じに見えました」 

――この場面を見てどう感じましたか?

「実際に『レディーファースト』という言葉を、男性が女性に対して伝えている場面は何度か拝見したことはありましたが、今回の出来事のように若い男性が、おばあちゃんに対して伝えているというのがいちばんの驚きでした」 

――席を譲った後の2人の様子は?

「スッと席に座ったおばあちゃんの正面にイケメンくんがずっと立っていたので、顔を赤らめて下を向いたまま、おばあちゃんはずっと恥ずかしそうにされていました」 

――なるほど。イケメンくんはその場から離れなかったんですね

「そうなんです。すると途中でおばあちゃんの隣の席が空き、空いた席へ促す感じでイケメンくんに手のひらで「こちらへどうぞ」というポーズをしたんです。イケメンくんもおばあちゃんの隣に並んで座って、その後は、何やらお2人とも嬉しそうに、初対面なのにも関わらず、仲睦まじく会話されていました」 

――会話まで!素敵なエピソードですね

「そうなんです。車内にいた他の方々も、この様子を注目されていました。お2人が隣に並んで座ったの見て、おぉっという表情や、嬉しそうにニコッとされる方も中にはおられました」 

――自分がおばあさまの立場だったらどのようにしましたか?

「私もお婆ちゃんのように、恥ずかしくて照れを隠すことができなかったと思います。私は女性だったんだと、若い頃の恋愛の思い出などが蘇ってきてドキドキが止まらず、言葉を失うのではないでしょうか」 

うらりん。さんは「最近、自分が感じたことや思ったことを、素直に行動に移すことができる若者が増えたのではないかと感じています」と話します。「男性だからとか、まだ若いからいいじゃんというような考え方もあまり持っておらず、多様性のある環境で育ってきた若者ならではの行動なのではないかと思いました」と振り返ります。 

厚意も相手によって受け止め方はさまざまとあって、親切をためらってしまう昨今。だからこそ、お互いが気持ちよくなるフレーズは覚えておいて損はありませんよね!

■うらりん。さんX(旧Twitter) https://x.com/urarin_acc

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