拒否柴の写真撮ったら、ホラーな「ハロウィン柴犬」に!? 犬の目は暗闇でなぜ光る?

はやかわ かな はやかわ かな

警視庁は、薄暮や夜間の交通事故を防ぐため、歩行者や自転車利用者に、明るい色の衣服や反射材、LEDライトなどの着用を推奨しています。最近は、「ここに犬がいますよ」と周囲に知らせる犬の安全グッズ「LEDライトの首輪」を着けてお散歩をするワンちゃんが増えました。

可愛いイタズラ姿でも人気の2歳になる柴犬の男の子、ふう太くんも、夕方や夜の散歩では光る首輪を着けてエレクトリカル犬散歩を楽しんでいます。

この日、飼い主さんとのお散歩が楽し過ぎてまだ家に帰りたくない…と拒否柴を発動したふう太くん。その姿がホラー映画のようだと、大きな話題になりました。

「光る帰らない犬」とつぶやき、柴犬ふう太(@fufufufufu_ta)さんがX(旧:Twitter)に投稿したのは、首元から赤い光を放ち、ビームを発射しそうな赤い瞳でこちらを見つめる柴犬、ふう太くんの姿!ハロウィンのお化けカボチャ風のふう太くんの姿に、18万以上のいいねと震えるコメントが殺到しました。

赤いビームは犬の目に備わった「タペタム」

「漂うラスボス感」
「犬神やw」
「めっさ強そうに見える」
「柴ミネーター」

愛犬の眼を守るため、飼い主さんはフラッシュを焚かずに撮影しています。にも関わらず、ビームが出そうな赤い瞳に写っているのは、暗い場所でも目が見える犬や猫の瞳に備わった「タペタム」という構造によるもの。人間の目にはなく、夜道で車や自転車のライトに犬や猫の目がピカッと光って見えるのも「タペタム」の効果なのだそうです。

「暗い中歩かれる皆様、お車を運転される皆様もどうぞお気をつけて」とポストしていた飼い主さんに、「光る帰らない犬」になっていたふう太くんについてお話を聞きました。

「タペタム」構造でホラー柴犬に

ーー拒否柴姿がホラーになりましたね(笑)。

「ふう太の目を守るため、撮影時はフラッシュを使用してないんです…。犬の目にあるタペタム構造がわずかな光も増幅させるので、こんな風に光って見えるらしいですね」

ーーふう太くんはお散歩が楽しくて帰りたくないのですか?

「そうですね、帰りたくないとのことです(笑)。いつも散歩の終盤は座り込んで動かなくなるのですが、やる気満々に光っている割に全然歩かないギャップが面白いです。この日は目まで光っていたので、思わず吹き出しました」

ーーコメント欄には、犬はLED首輪の光がまぶしくないのかな、という声もありました。

「光る首輪はモードが選べるのですが、点滅モードではなく、常時点灯モードにしているので、犬はまったく気にしてないと思われます。装着する時も、あぁ、それね、といった感じでふう太は全然嫌がりません。装着後はLED首輪のことは忘れていると思います」

ーーふう太くんは表情が豊かなので、嫌な時はちゃんと顔に出ますもんね。光りながら帰りたくなかった後、無事に帰宅できましたか?

「家に帰ってごはんを食べよう!などと説得してももう無理だとわかっているので、少し抱っこで移動させると歩き出す、といういつものパターンで帰りました」

◇ ◇

光る首輪効果で、ラスボス感満載の拒否柴姿を披露してくれた、ふう太くん。

「夕方や夜は、犬は光る首輪、私は手持ちのライトを持って散歩をしています。ハーネスもリードも高反射剤使用の素材で、車のライトがあたるとすごく目立ち、夜道のお散歩も安心です」(ふう太くんの飼い主さん)

黒っぽい毛色や小柄なワンちゃん、黒っぽい服装の飼い主さんは、夜道を走る自動車や歩行者からは衝突寸前まで存在が確認できないことがあります。日照時間が少なくなるこれからの季節、ワンちゃんも飼い主さんもカッコよく光って、安全に楽しくお散歩してくださいね。

■柴犬ふう太くんのYouTubeチャンネル「柴犬のふう太」

■柴犬ふう太くんのLINEスタンプ「柴犬ふう太の丸犬スタンプ」

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