双子の赤ちゃんが、二人で一緒に『いないいないばぁ』遊びをする動画がInstagramに投稿され、72万回再生、2.5万いいねを集めて話題となりました。動画に出てくるのは、生後1歳0カ月のあさひくんとはるひくんです。
二人で1枚のひざ掛けを頭にかぶって向かい合っている双子の赤ちゃん。まずは左側のはるひくんが、頭からひざ掛けを外して「ばぁ!」とにっこり!
あさひくんはひざ掛けを外せなくてもぞもぞ……!するとはるひくんが、あさひくんの代わりにひざ掛けを外してあげて、あさひくんも「ばぁ!」ができました。二人ともとっても楽しそう!笑い声が響きます。
もう一度ひざ掛けを自分でかぶって、「ばぁ!」をするはるひくん。笑い合う二人に、「なんて可愛らしい遊び」とママがテロップを添えて、動画は締められました。
微笑ましい双子の赤ちゃんの様子に、100件を超えるコメントが寄せられました。
「かわいすぎます!癒されました」
「お腹の中でも二人で遊んでいたのかな?」
「天使が二人も……!」
「こんなに癒される『いないいないばぁ』見たことないです!」
「子どもの笑顔に勝てるものはないですね」
動画を撮影したママ(@miiii_to_futago)に話を聞きました。現在あさひくんとはるひくんは1歳2カ月で、5歳のお姉ちゃんがいます。
ーー動画を撮影したときの状況について教えてください。
「あさひが先に一人で『いないいないばぁ』をやっていたところ、はるひもやって来て一緒に『いないいないばぁ』が始まりました。もともと二人とも『いないいないばぁ』をするのが大好きで、一人ずつはよくやっていたのですが、二人で1枚のひざ掛けでやっていたのは初めてでした」
ーー双子ちゃんは二人で遊ぶことも多いですか?
「まだ一人ずつで遊ぶことの方が多いですが、最近二人でよちよち追いかけっこをしています。片方が遊んでいるおもちゃが気になるようで、同じおもちゃを取り合ったりしながら遊んでいます」
ーー双子の息子さんたちが生まれてからの1年間はいかがでしたか?
「もともとあさひには先天性心疾患があり、計画的に手術が必要だったので、NICUや小児科へ通院をしながら、自宅でははるひの育児をする期間が何度かありました。私一人では生活が成り立たなかったので、夫に1年間育休を取ってもらえたことがとても助かりました。
また、お互いの両親にも子守りに来てもらったり、親族一丸となってなんとかこの期間を乗り切りました。生後1カ月を過ぎた頃にあさひが退院し、晴れて双子二人が自宅にそろったのですが、やはり一人と二人では倍以上の大変さがあり、夫婦で常に寝不足でした。
寝かしつけのときは双子をそれぞれに抱っこして、狭いリビングをひたすら行ったり来たり……。当時4歳の上の娘にはなかなか構ってあげられず、なるべく早く双子を寝かしつけて娘との時間を確保しようと思っていたのですが、先に娘が寝落ちしてしまったり、上の子と過ごす時間の確保には悩まされました」
ーーこれまでの育児を振り返っていかがですか?
「自分の子どもがまさか双子!?そして心疾患!?と驚きの連続でしたが、手術や双子育児の壁を乗り越えるたびに、家族が強くなっていきました!私が母として家にいることや、子どもも一緒に家で過ごすといった当たり前のことが、実は当たり前じゃないんだな、ということに改めて気付かされました。単純に手が足りなかったり、夫婦で衝突してしまうこともありますが、家族みんなで一緒に過ごせる幸せをいつも感じています」
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ママが運営するInstagram(@miiii_to_futago)では、あさひくんとはるひくんの楽しい日常や成長記録を見ることができます。ブログ『双胎間輸血症候群を乗り越え双子出産/息子の心疾患のキロク/双子育児』では、多胎出産や心疾患の記録、育児エピソードなどが綴られています。