性加害問題で大きな波紋を呼んでいるジャニーズ事務所が、2日14時から会見を開き、社名を「SMILE-UP.(スマイルアップ)」に改めることを発表。それに合わせ、「ジャニーズ」と名前が入ったグループやグループ企業について、東山紀之新社長は「すべて、ジャニーズとつくものは無くなります」と明らかにした。
現在、グループ名に「ジャニーズ」という名称が入っているのは、「関ジャニ∞」「ジャニーズWEST」の2グループ。ともに関西出身者で構成されており、バラエティ番組などでも広く活躍する、多くのファンを有する人気グループだ。来年にはそれぞれが20周年、10周年の節目を迎える。
SNSでは会見を見た両グループのファンから、「覚悟していたけど、分かっててもつらすぎる」「それぞれのグループが大切に守ってきた名前が、こんな形で変えられるのは悲しい」「本当に悔しいし、ファンとして本当につらい」「もうすぐ節目の年なのに」と、慣れ親しんだグループ名の変更を惜しむファンから声があがっている。
なお、東山新社長は「たくさんのファンの方に愛されてきた名前ですから、本人たちもすごく葛藤はあると思う。ただ、やはり変えていくというのは聞いている。本人たちも苦渋の決断をしたと思うが、すべてジャニーズとつくものは無くなります」とコメント。新しいグループ名については「(グループのメンバーたちが)考えているようです」とした。