動物病院が苦手なワンちゃんは少なくありません。5歳になる柴犬の女の子、ももちゃんも病院が苦手。この日、動物病院にやって来たももちゃん。診察台に乗せられ、着けていたハーネスを外された時のももちゃんの様子が、大きな話題になりました。
「動物病院でハーネスを外され覚悟を決めた犬に、ノミダニ予防の薬もらうだけって伝えたい」
そうつぶやき、柴犬もも(@momonosekaiii)さんがX(旧:Twitter)に投稿した写真に写っていたのは、天を仰ぎ、「覚悟は決めました…」と言わんばかりの表情で診察台の上に座るももちゃんの姿。まさに「まな板の上の鯉」みたいなその姿に、励ましのコメントがたくさん寄せられました。
「どうにでもなれ!」
「よし!いつでも来い!」
「覚悟を決めて見上げる姿が神々しい」
「良かったね、注射じゃないんだって」
ももちゃんは夏休みの朝、登校日でバタバタしていたご家族を遊びに誘ってフラれ、しょんぼりした後ろ姿でも話題になった、表情豊かな柴犬さん。飼い主さんが二度寝をしないよう、早朝から監視する楽しい姿でも人気のワンちゃんです。
「お薬」をもらうだけなのに、「まな板の上の鯉」状態だったももちゃんは、この後どうなったのか?「体重測るだけなんよ…誰か犬語で教えてあげて~」と、つぶやいていた飼い主さんにお話を聞きました。
いきなり天を仰ぎ、覚悟を決めました
ーーこの日はお薬をもらうだけだったそうですね。
「はい。いつも通っている動物病院に、ノミダニ予防のお薬をもらいに行きました。お薬をもらうために検温と問診をしてもらうだけなのですが、ももは病院の待合室にいる時からブルブルと震えていました。写真は、体重測定の後、看護師さんが先生を呼びに行った時のものです。いきなり天を仰ぐような表情になり、震えも治まりました。気合いを入れ、覚悟を決めたようなももの姿が可愛くて写真を撮りました」
ーー看護師さんや先生は、緊張するももちゃんを見て何かおっしゃってましたか?
「先生も看護師さんも、『今日は痛いことはしないよ~』と、声をかけてくださってました」
ウキウキで帰宅後は「おやつ」を食べました
ーーももちゃんはやはり「注射」や「動物病院」が苦手?
「病院は大嫌いです…。以前、避妊手術をした際に入院したのですが、それ以降、特に苦手になったようで、駐車場に着いた時点で震えるようになりました」
ーーこの後、「今日はお薬をもらうだけ」とわかったももちゃんの様子は?
「診察も早く終わったので、もものテンションは高かったです。いつも診察が終わると、受付けの前に置いてあるおやつをごほうびに買ってあげるのですが、それを知ってか、この日もお会計待ちの時はとてもおとなしく待っていました」
◇ ◇
この日は痛い注射もなく、「お薬」をもらうだけだとわかり、ウキウキで病院を出てお家に帰ったももちゃん。帰宅後は頑張ったごほうびのおやつを食べてご機嫌だったそうです。